23日、朝、革新懇のＡさん来館。酒の肴にと、九州の「黒いか」を持参してくれました。Ａさんが法律文化社からでた憲法の本を、憲法集会実行委員会にでて購入したことなどが話題に。

昼間は、4月5日に亡くなった、元全解連委員長、中野初好さんの追悼文などを仕上げました。中野さんを偲びながら32年前にベトナムのクチの地下トンネルをともにくぐり抜けたこと、ホアビンでは原爆許すまじを現地の人が日本語で歌って歓迎してくれたこと、などを改めて思い出しました。ホアビンの地酒は、海に浮かべてあるような大きな水色の瓶に数本の竹筒のストローを、みんなで顔を寄せ合って飲んだのでした。広島出身の中野さんが歌に感激したことも。

夜は、おかやま人権研究センターの総会と理事会に出席。京都からＵ井先生も参加してくれました。中期的展望を具現化する緊縮財政の予算案でした。会議を終えるのを待ってくれたＨ氏と久し振りに岡山駅前まで出向いて、焼き鳥とお好み焼き、運動と人生の話、などを肴に焼酎をいただいたのでした。

22日、朝は、県人権連の総会前の事務局打ち合わせ。参加体制や当日の諸準備について、若い事務局次長のリードによる開催です。

昼から、県庁で諸団体が集まる会議に。県庁の駐車場は混んでいて、みなさん大変だった様子です。日ごろよく合う、革新懇のＡさん、商工団体連合会のＦさんをはじめ、連日会いますね、という方々が。ついでに県立図書館に寄って注文していた本をかりてきました。

事務所に帰って、ななくさの利用者の方が亡くなった件での対応を聞かせてもらう。成年後見人である弁護士の方と亡くなった利用者の家族との間に入って、葬儀や費用などの調整役として苦労している様子。この日のお通夜、葬儀にもななくさのメンバーがその役割を果たしています。いろいろな気遣いは、日ごろの取り組み姿勢の積み重ねから滲み出るものだと感じました。

21日、朝、ＮＰＯ地域人権みんなの会の学習会企画について論議。今後の仕事内容の分担なども含めて。どうしても、来年度あたりから、若い人で専任でやれる人が必要だという話に。

昼は革新懇の世話人会議。沖縄県民集会に呼応した取り組みなどに論議が集中しました。最近の青年の集まり、自ら企画して大勢の若者が交流しだしたことなども。そこから教訓を生み出そうと論議も活発に。

この日は、ごく身近な人たちの相談的な話し合いも。その流れで、夜は若者とも懇談。おじさんたちの時代とはちがう、という青年の話からの出発でしたが、やっている具体的なとりくみには共感もしてくれたようです。いかに連帯をつくりだすか、その中心を担う人たちを互いに育て上げること、これが大切では、などと、ラーメンをすすりながらの話。

ちなみに、若者たちは、大盛りのラーメンに、餃子と握り飯2つ、こちらは並盛りのラーメンが精いっぱい。生気と活力の違いをあらためて実感させられました。

夜、ななくさの管理者から連絡あり。利用者の方の成年後見人に連絡を取っているがつながらない。緊急対応が求められているという内容です。電話を切った後、遅くまでご苦労さん、という思いです。

20日、午前中は、税理士事務所のＫ先生がななくさ会計チェックに。もうひとつの事業所、かるがも会計の資料も渡して整理をお願い。4月以降、2つの事業所関連の入力の在り方などについて相談しました。

午後から、岡山市内の方の生活相談。人権岡山に4月から勤めてくれているシンちゃんとともに話を聞かせてもらう。会議が目前になっていたので、後を依頼して退席。後で報告をききましたが、Ｋ弁護士に依頼することになりました。

会議は、第6回地域人権問題全国研究集会の実行委員会。約20人の参加。参加体制、具体的な任務と日程などのつめ。実行委員長の小畑先生のあいさつは、最近の政治情勢と集会の位置づけ。極右と新自由主義のながれを引き継ぐものとしての新党の背景、民主党の内部矛盾などにかかわって、大きな流れから解明されていました。

会議に参加されていたＭ宅先生は、会議の後声をかけてきます。連れ合いの年金のことで社会保険労務士を探していました。Ｆ木さんを通じて紹介してもらうことに。

会議後、先生と懇談。25日の県人権連総会で話してもらう内容などについてです。地域権利憲章の位置づけなどにも話は及びました。

いろいな専門家にお世話になった1日でした。

ハイチ地震復興支援コンサート

19日、朝、革新懇のＡさん来館。前日の「学びのひろば」の小畑先生の講演内容などを聞かせてもらう。この年になっても勉強と、Ａさん。参考になるかと思い、渡辺、碓井両氏の話を掲載した人権ネットの冊子を1冊贈呈。

昼前、中世夢が原の園長、日高さんが来館。5月15日の「ハイチ地震復興支援コンサート」の件です。長年の付き合いでもあり、趣旨も内容も賛同できるもの、チケットの普及に協力を約束しました。

午後から、岡山市職員の方々と懇談。その後、銀行に、かるがも通帳の残高証明の発行を。20数人待ちのうえ、順番が回ってきてからもその手続きに時間がかかります。ならんでまつことがとても嫌な性格がここでもでます。結局1時間余りかかりましたが、イライラぶつぶつ、独り言がどうしても出てきます。

18日、朝、少しゆっくりめで事務所に。机周りをほんの少し整理しながら、研究集会用の報告文書について思案。「暮らしやすい地域づくりと仕事の保障」にかかわるものです。「非営利・協同」がキーワードになるような感じがします。

まずは、最近愛知から届いた冊子や県立図書館借りてきた協同にかかわる書籍、おかやま人権研究センターの「人権21」などを読んでからとりかかろうと結論付けます。いわゆる先送りです。

たまには、気になっていることも含めて、雑念を取り払って、ゆったりと物を読んでいくことも必要ではないか、と自答。しかし、読書のしかたによれば、眠たくなるのも事実でした。