|07年12月8日 |中島 |
7日、旧・oniビジョンケーブルに働いている労働者を、現在の岡山ネットワーク株式会社の正社員にすること、偽装請負を根絶すること、を求めて、県労政課に申し入れを行いました。
ついでに県立図書館に行き、熊谷達也著書3冊借りてきました。仙台を舞台にした彼であろう思える子ども時代の、いじめと差別問題に言及した 「七夕しぐれ」を一晩で読みました。人権にかかわる人間関係と構成をわかりやすく示した、そして自分の子ども時代を思い出させるような、なんとなく、ホッとするいい小説でした。
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|07年12月7日 |中島 |
6日、ななくさの職員への冬の賞与計算。わずかな金額にも、保険料などの負担は大きく響きます。所得税も含めた控除額は、人によって違いますが支給額の12%?18%にもなります。頑張ってくれてありがとう、という気持ちの賞与が、その意味を半減させてしまい、侘しくなってきます。
夕方から、12月度のななくさ打ち合わせ会議。管理者の池田さん、事務長の住宅さんとの3人会議。12月から新たな利用者が増えて19名の登録になりました。利用者の方の現状などを現場にいない私にもわかるように話が出し合われます。いろんなケース、場面があって大変であること、それだけにやりがいがあること、などの職場の雰囲気が伝わってきます。
一人暮らしの利用者の方の将来を考えた場合、高齢者専用の賃貸住宅が必要ではないかという実態を受けて、これらも検討することとしました。
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|07年12月6日 |中島 |
5日、午後から岡山就職連絡会の第1回幹事会。参加が芳しくなく5人の参加。それでも、この間の要求実現へのとりくみの総括と、08年度総会の日程を確認しました。
県内の来春卒業の高校生の就職にかかわる第一次調査では、自衛隊への応募者はいまのところゼロ。この数年、数人、最近では10人近くまでいた傾向がガラッと変化したとのこと。就職戦線不況脱出なのか、海外への派兵が若者に嫌われたのか、両方が影響しているとも言えそうですが。
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|07年12月5日 |中島 |
3日の教育と人権についての学習集会、25人からアンケートが寄せられていました。
主催者としては、開催場所、時間帯などを気にしていたのですが、駅近くで、ゆったりとしていた、と来られた方には良かったようです。内容ついても、堀尾先生の講演では、奥深い話でよかった、という感想。シンポではせっかくのいい話だから、もっと時間をとって、という要望がたくさんありました。
地域で、教育を考える会などをぜひ開催したい、という声もありました。これが具体的とりくみにむすびついてくれれば、開催した意義が生きるのです。
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|07年12月4日 |中島 |
12月3日、岡山国際交流センターで夜開催した「教育と人権について考える学習集会」は70名の方々が参加してくれました。私は主催者を代表して、「人権教育では、人権についての教育、人権としての教育が相互に関係した形で発展させることが重要だと思うが、最近人権としての教育が薄められようとしている。今日はその視点からも互いに学習を」とあいさつ。堀尾輝久・東京大学教授が「人権としての教育」と題して講演。その後、田中博、吉野一正、三宅良子の各先生の「教育の現状と人権について」のシンポジウム。
堀尾先生は、戦後レジームは憲法と教育基本法が柱であることを強調。教育改革は国民の要求にそって行われるべきものなのに、反動的な教育基本法改悪がなされた。しかし、改定基本法の中でも現憲法を遵守することが求められている。ここを押さえて教育活動を展開すべき。子どもの権利と人権の観点から見て、教育は将来にわたっての基本的権利を担うもの、教師は毎日子どもの再発見をしているのであり、子どもの権利を捉えなおすことが必要である、と強調しました。
シンポでは、各学校の子ども、教師の置かれている状況、障害児教育の発展の過程、子どもたちが自己責任論に陥りかけている現状などが話し合われました。会場からも、私学への補助金カットの問題、精神的自由を守る課題などで意見と質問が出し合われ、内容の濃い集会となりました。
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|07年12月3日 |中島 |
12月1日、午前は、中国残留孤児国家賠償訴訟を支える県民の会の幹事会。いわゆる「自立の支援に関する法律」の一部改正する法律が11月29日に成立したことを受けて、会としての認識を新たにすることと、今後のあり方を協議。弁護団事務局長、則武弁護士から岡山での提訴による全国的な戦いへの寄与、特に国は帰国することに大きな壁を作ってきたこと、を実証させていったこと、が神戸判決にも生かされた、ということを強調されていました。今後、孤児の人々全員が申請する事務的な援助、日本語教室をひきつづき展開すること、なども確認されました。
2日の日曜日は、地元みかどの会主催の高齢者食事会。ひまわりの会と呼んでいます。地元の方と、みんなの家ななくさの利用者と職員、ボランティアの方なども参加され、総勢40人。河田市会議員の後期高齢者医療制度の内容を中心とした情勢の学習、大正琴の演奏、舞踊、手品、合唱など盛りだくさんの内容。互いに元気でいることの楽しさを実感させるものでした。
今日、3日は、夕方6時から国際交流センターで、NPO・地域人権みんなの会主催の「教育と人権について考える学習集会」です。雨も降ってますが、参加はどうでしょうか。少し心配しています。内容はバッチリ。期待できるものです。
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