29日、朝は就職連絡会が県労政雇用課との話し合い。おかやま若者就職センターのとりくみで、開設以来1869人が雇用されたという。その7割が正規雇用で、3割は非正規もしくは不明。私からは、若者が正規で雇用される機会をふやすためにも県独自の補助金体制、もしくは訓練校での受講手当てなど、充実させるべきと要求してきました。

午後は、林病院を建て直したといわれる南雲先生のお葬式。400人ぐらいかと思う大勢の方が参列されていました。水落先生の弔辞、林先生のお別れの言葉、喪主や家族の方の御礼の言葉から、南雲先生の残した足跡は本当に大きいものだと実感しました。昭和51年、東京から岡山へ、大勢の人の期待をうけて赴任。過労死の裁判では、わが身が過労死するのではないかというぐらい献身的に奮闘され、当事者の立場に立って、会社と対峙して検証されてきたという。改めて、黙祷。

その後、高橋税理士事務所へ。みんなの家ななくさ、職員の年末調整などの件。担当の先生から、運営も軌道に乗り出しましたね、と声がかかります。

28日、2ヶ月に一度の眼科での診察。10時の予約。待合室の椅子に座れないほど大勢の人が待っています。一度、視力の検査を受けて、それから待つことの長いこと。診察は4分ほど。薬代を含めて、4030円でした。

最近、｢喪中につき年始のあいさつはご遠慮・・｣という便りがよく届きます。そういうなかで、また訃報がありました。林病院の院長を長く務められた南雲先生。78歳だったといいます。多くの仲間がおせわになった先生です。今日、29日がお葬式です。

25日の日曜日と26日月曜日、人権連県連の三役・事務局合同の会議。人権連組織の現状や、このまま推移すれば近い将来どうなるのか、財政面も含めた討議を行ってきました。

情勢はＮＰＯなどに事業委託していく傾向が強められている中で、中高年事業団、NPO・地域人権みんなの会、などとの連携を強めることの重要性を確認。また、次代を担う人づくり、若者の結集にむけた組織的なとりくみ、なども意思統一をはかりました。

せっかくの海辺です。竿を出して潮風にもあたってきました。最後の波止では、地元の漁師に入ってはいけないところだと注意され、車の岡山ﾅﾝﾊﾞｰを見て｢わしも下津井からきた人間、同じふるさとからきたから、今日は許したる｣という言をいただき、小魚を入れたクーラーを携え、無事帰ってきました。

今朝、25日、9時から淡路島へ出発します。県人権連の三役・事務局の学習を兼ねた、将来検討の会議です。せっかくの海辺、合間をみて、竿でもだそうかと準備しています。少し、腰が痛いのが気になりますが、海に行くと直るかも、と勝手な期待も込めて。

23日の朝は、12月3日開催の｢教育と人権について考える学習集会｣のパネラーの方々と打ち合わせ。3人の方の発言内容の概要も出し合い、発言順番も調整しました。冊子の校正も手伝っていただきました。

午後は、石原君、高梨さん、の結婚式。私にとって二人は、ＡＡＬＡや就職連、NPO・地域人権みんなの会などの活動で親しくなった好青年。実行委員会主催の会費制で100人を大きく上回る参加者でした。石原君のお父さんには、これまで学習会などの講師でお世話になって来ました。この日、いつもの軽い調子での談話をしましたが、最後両親のあいさつでは、幾分声が震えて聞こえてきます。なんだかんだといっても、親は親、感慨深いものに彼も包まれたのだと思いました。高梨さんは、隠岐の出身。お兄さんと立ち話し。漁師をしているという。お父さんのあいさつは簡潔なものでしたが、島で生きてきて娘を手放すという複雑な思いが溢れて伝わってきて、こちらも幾分まぶたが熱くなります。

若い人たちの実行委員会。参加させてもらって、幾分気持ちが若返ったかな、と感謝でした。

22日、夕方からNPO・地域人権みんなの会の07年度第3回理事会。8名が参加。みんなの家ななくさの報告では、利用者登録18名、職員は12名。9月の1ヶ月収入が約310万、支出約200万円。昨年度1年間の赤字は650万円。今年4月以降の半年で経常黒字は300万円を超えた。しかし、職員にボーナスも出していない中での到達。12月には、パート職員の方も含め、総額115万円程度の賞与を出すことも決定。不規則勤務での手当てなども11月分からきちんと計算して給付することも確認しました。

12月3日開催の「教育と人権について考える学習集会」の参加集約は、現在約40名。120名定員からみればまだ1/3。さらに、呼びかけを強めること、任務分担なども確認しました。

人権連が国土交通省と話し合った中で手に入れた、「公共賃貸住宅団地における高齢時代に対応した適切なコミュニティバランスの確保等について」を読み合わせ、公営住宅を活用した新たな介護施設の設置に向けた検討を行うこととしました。情報は大切です。活動の広がりを実感します。