林 友の会の総会
|07年05月27日 |中島 |
26日、土曜日の昼から、林友の会の総会が、林病院内で行われ、60名が参加しました。
この会は、財団・林精神医学研究所の病院・診療所と協力して取り組んでいくことを中心に活動しています。
総会の討論で、本人が精神科に通っていると自己紹介しながら、最近の殺傷事件での報道で精神疾患がある、とわざわざ言っていることにたいして、報道のあり方に腹立たしい思いがする、また、障害者と健常者の呼び方にも疑問をもつ、と意見を述べていました。実態の正確な把握をしていくことが求められるのでは、と思いました。
総会後、統合失調症を克服しつつある森実恵さんが、統合失調症とともに、と題して講演。生々しい幻聴のなかみ、快復にむけて心の支えになったもの、ライターになってからの現状、などを話された。
また、時間が薬であること、満員電車にのらなくてもよい、などと、これも体験者でないと話せない、貴重な話をされました。
著書も3冊あり、1冊目の「心を乗っとられて、ある精神障害者の手記(潮文社)」にサインをもらい買ってきました。3冊目は解放出版社からの発行。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »