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102歳の日野原重明さん、生誕100年の神谷さんを語る

|14年01月12日 |中島 |

11日の土曜日、朝は歩いて新事務所に。

雑務の後、民主会館へ。第3回青年と学ぶ部落問題解決の道筋、の学習会です。今回初めて参加してくれた方3名、全員で17名というこじんまりとした学習会です。部落問題解決にあたる運動団体で35年の専従経験をもつ長田さん、10年近くなった田中青年の二人が報告してくれます。田中青年は、1965年当時の同和対策審議会の受け止め方、長田さんは、1970年前後の部落解放運動の分裂などに焦点を当てての報告です。部落解放運動における岡山県の位置づけ、その当時全国的にも指導を果たされた、岡映(おか・あきら)さんの影響力なども話題になってきます。

終えて、翌日開催の三門の旗開きの打ち合わせ。そして、車を走らせて岡崎さん夫婦と盲導犬リーアムも一緒に釣り道具などで狭くしているタントにのってもらい、市民会館へ。「神谷美恵子生誕100年記念の集い」です。神谷さんは、ハンセン病者の心に寄り添い生きた医師、と言われています。65歳で亡くなられています。つどいの主催は、国立療養所長島愛生園、長濤会、共催団体に愛生園自治会や岡山県なども。

102歳の医師、日野原重明さんが60分間立ったまま講演です。年下にあたる神谷さんのことを紹介されながら「人生の生き方の選択」と題したおはなしでした。神谷さんのご子息、神谷徹さん、リコーダー奏者で著名な方と言われています、その方と自治会の石田副会長、順天堂大学の樋野教授の鼎談が続きます。つづいてコンサート、「バロック音楽のひととき」。管弦楽、心が和みます。指揮者の方の軽妙なおしゃべり、軽やかな指揮の姿、リコーダーとフルートの競演、など楽しませてもらいました。

事務所に戻り、翌日に迫った三門旗開きの当日資料を作成。印刷がうまくいかなく、少し焦り気味でしたが、代替え措置のめどが立ったので、8時ごろに中華園に出向いて夕食でした。

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