35回の総会、障害者の生活と権利
|08年06月16日 |中島 |
15日、朝、事務所に来ると、企業組合・岡山中高年事業団の総会があり知り合いがきていました。ここは22回の総会。近況を話しながら、この組合の発展にかかわっても話題に。
午後、高島公民館で、障岡連(障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会)の第35回総会に参加。いつもより人数が多い。よく聞けば、医療生協のヘルパーさん、倉敷の障害児の母親、森永砒素ミルク被害者を守る会の方々も参加していました。
講演は、78歳の吉本哲夫さん。この会の全国の会長。以前からお名前だけは聞いていましたが、初めてお会いしました。「障害者運動の歴史から学ぶ」の話は、自立支援法の廃止に向けたこの間のとりくみをなまなましく報告され、運動の歩みも、組織をつくり、障害にかかわるいろいろな組織との連携を積み重ねてきている現状が語られました。特に21世紀に入り、大きな変化があり、国連でも障害者権利条約に結びついた、など展望を明るくしていること。そして、障害者年金問題などのとりくみは、例えば学生無年金問題などにも波及させていく力がある、と結ばれていました。
「権利を紡ぐ障害者運動ー出会いとたたかいの60年ー」という著書を購入しました。かもがわ出版、定価1600円、発行2007年9月、です。
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