働くルール・就職連
|08年03月25日 |中島 |
24日の月曜日、午前に県労働政策課、午後に岡山労働局に出向きました。「働くルールを確立し、就職保障と人権を守る岡山連絡会」の一員として。
県に対しては、職業訓練期間中に受講手当てを、という要求では、県は困難と回答。若者の間ですすむ貧困状況を訴え、いわゆる「就労困難者」の把握と対応の根本的な見直しを求めました。
労働局では、青年の正規雇用を促進するためにも、特に介護で行われている人材確保補助金制度が、小規模事業所の実態を反映していない制度であることを説明。労働局の職業安定課長は、条件緩和を検討するよう厚生労働省に伝えると回答しました。
障害者雇用の問題がこの話し合いでも大きな課題となりました。法定雇用率を達成していない企業の公表などは難色を示します。県教委の雇用率は全国ワースト4位と判明していても、具体的な手立てを行うような指導はされていないこと、なども判明しました。
今朝は、10時からその県教委との話し合いです。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 1 »
--> 08年03月26日 at 5:57:24
現在、職業訓練中の受講手当や通所手当の支給対象は、失業手当の対象者だけと思います。非正規雇用が拡大する中、失業手当が無い人の場合も、職業訓練を受ける期間、受講手当てが出るようになると、大きな前進になるんですけどね。十分ではなくてもそういう手当てが受給できるかどうかで、キャリア・アップにつながるかどうかの分かれ道みたいなところは現実にはありますね。粘り強いとりくみを期待します。[元職業訓練所研修生]