自治体学校 IN 岡山
22日、土曜日。4時半過ぎ起床。朝風呂で身支度。運動公園で30分ほどの散歩。桑田町の木村のパン屋さんでサンドイッチなどを買ってきます。
新事務所へ。雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。彼女の幼馴染、だんだんのスタッフ、Sさんの体調、眩暈の症状と対処のことなどを聴かせてもらいます。
三戸さん、自宅で採れたキュウリやトマトなどの野菜を持参してくれました。4、5日前に退院して初めて運転して外に出た、といいます。体調のこと、29日の岡山県AALA総会の準備、沖縄から来られる講師の方と台風のことなど、あれこれと話しあいます。
自宅に帰り、いただいた野菜と朝に買ったサンドイッチをとどけます。母親のアパートにもサンドイッチを。その足で東川原のコープのお店の隣にある、中華そばや、一仙へ。ミニカツ丼と半分の中華そばセットで昼食。そのあと、市民文化ホールへ。受付で3日間の参加費と、夜のお酒を楽しむ会の会費など、8000円支払います。第65回自治体学校の初日、全体会です。記念講演1は「地方自治と地域 この一年から考える」、中山徹さん〈奈良女子大学教授、自治体問題研究所理事長〉です。最後にまとめられた、街づくりは人づくり、その人づくりは自治能力の高い市民づくり。市民参加を勝ち取り人づくりをめざす、それは目標達成という範疇だけでなく、関心をもって参加する人達を如何に広げていくかの、大きな土台作りになる。行政によってはそれを拒む姿勢もあるなかでいかに実践していくか、そこが運動として大切ではないか。地方政治を変えるための3つの要件として、政策、主体、方法をあげておられました。
記念講演2は東京都杉並区の岸本聡子区長さん。2021年の国政選挙、2022年の区長選挙、2023年の区議選挙、を戦ってこられた経験から、結果を変えるためには、その投票率を高めていくこと、若者と女性の政治と選挙への関心度を高めていくことの大切さを語ります。そしてケア中心の社会への接近、子どもの自由を中心にした都市計画の策定、住まいの権利の公共性などを強調されていました。公共性とケアを結節させて自治の力で実現させていけないものか、その地域ビジョンが大切である、とも。そして、「民営化」ではなく「民主化」を。お金を出すから、あとはやって下さいと丸投げせず、行政職員も地域の方と一緒に、住民自治のレベルアップを、とまとめられました。
リレートークを二人分聞いてから新事務所に帰ります。ちょっと休憩してから、勤労者福祉センターへ。自治体学校の特別企画の「岡山のお酒を楽しむ会」に参加です。途中、先日から届いていた訃報について、翌日の11時からお葬式になったよ、という連絡がとどきます。かるがも事務長からは、別ルートでもうおひとりスタッフさんがコロナ感染となりましたなどと。
ぶらぶらと岡山駅まで歩きます。もうちょっとビールを飲んで連れ合いに迎えに来てもらって帰宅でした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »