憲法のつどい
|07年05月4日 |中島 |
3日は、憲法施行60周年の日。旭川沿いにある三木記念ホールで第31回の県民の集いがありました。
輝け 日本国憲法!集会は会場いっぱいに。岡山合唱団の歌につづいて、立石憲利さんの戦争にまつわる昔話、元ザ・ニュースペーパーの松元ヒロさんのコント、アニメ監督の高畑勲さんの講演、という流れ。
立石さんの話は、正面きって戦争反対といえなかった時代に知恵を働かせて戦争のむごさを訴えた民話で、とても聞きやすい語り口でした。
松元さんのコントでは爆笑。この集会に5回目という。私は4回聞いたことになります。憲法前文をそらんじて、自分のものにしている点に感心。しかし、ちょっとやりすぎかぁ、と思う場面も。
高畑さんの話は、歯切れがいいとはいえないが、よくよく聞く人には含蓄あるお話であったと思います。私も20分ほど眠ってしまいました。
1時間ほど耳に入った監督のお話で印象に残ったものは、映画をつくるのには、見る人が主人公となりきるとドキドキ。見る人が客観的になるとハラハラ、するのだそうです。最近の映画は、泣けた、という感動をうまく誘導したものがヒットするとのこと。理性や知性は感動の前では無力、そして戦争になった場合、それが利用される。歯止めは9条、そんなお話でした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »