ひめは今日も旅に出る、
|19年07月7日 |中島 |
6日、土曜日。熟睡できず早くから目が覚める日がつづきます。いつものように新事務所へ。
雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。4日に開催された職場会議の様子など聞かせてもらいます。
前夜連れ合いから借りていた、岡山県民医連職員であった、そねともこさんの、ひめは今日も旅にでる(発行・日本機関紙出版センター)読み通します。民医連新聞に24回にわたって連載されていたものに写真、関係者の思いなどが追加されて一冊の素適な本になっています。
そねさんは、2016年に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を告げられたのちも、自らの人生を自分で選択するという生き方を貫き、大勢の仲間に支えられて海外(ベルリン)や沖縄、青森などへ旅に出られています。その間の、医療・介護・行政関係者、友達や医学生の人たちのとのやり取りが、私たちの介護のとりくみについても捉えなおしを提起してくれています。
もう一冊は、近世身分社会の捉え方(塚田孝著、部落問題研究所)を。もう一度読み直そうとしたのです。なかなか、注釈を何回も読まなくては前に進みません。今更ながら、硬直した捉え方、固くなっている頭、揉み解さなくては、と。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »