映画・夜明け前

30日、土曜日。朝、6時に自宅を出発。桑田町の木村のパン屋さんでサンドイッチとおにぎりを買って、森脇ひさき事務所に届けます。候補者車に乗ってくれるメンバーに珈琲もおとして用意です。

新事務所へ。雑務。3月中にしなくてはならないこと、整理して準備です。浅田訴訟勝利のパンフへの原稿を最優先とします。出来上がり、までは至らず翌日に持ち越しです。

前日から作り出した、おでん、中鍋のまま森脇事務所に運びます。新事務所に帰り昔からの知り合いに電話。我がポン友の体調のことも伝えておきたかったのです。近況も互いに話し合います、そして選挙の話にもなります。

明石さん、来所。珈琲をおとして、話題はやはり県議選・市議選の話に。米寿を迎えたのに、新聞の配達・集金、２０軒も持っているようです。その方たちからのいろいろな話を聞いて情勢分析の一つの情報とされています。

午後、林病院のひまわりホールへ。きょうされん四十周年記念事業で製作されたもので、林友の会が主催の映画「夜明け前」の鑑賞です。監督は今井友樹さん、企画は藤井克徳さん。呉秀三(くれ・しゅうぞう)と無名の精神障害者の１００年というサブタイトルが付いています。６６分の映画。東京大学の医学部精神科の教授であった呉秀三氏が、今から百年も前の１９１８年に「精神病者私宅監置/実況及び其統計的観察」という報告書で、「座敷牢」の解決のための提起したことを中心にすすめられます。「我が国十何万人の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸の外に、この国に生まれたる不幸を重ねるものというべし。」と、この問題へのとりくみの緊急性を訴えたこと、それほど日本は立ち遅れていたこと、現在はどうか、などが話の中核をなしています。

新事務所に帰ります。少し朝の続き、パソコンに向かい原稿をすすめます。

写真は、三門公園の桜。4月4日のななくさ・だんだんの花見会場です。