障害者の人権、学習会
|09年08月10日 |中島 |
9日、市内の旅館で目覚める。前夜からのミニ同窓会で、他の4人はまだまだおきそうにない。朝ごはんと2回のコーヒータイムをいれて11時頃まで雑談。来年もこの時期の再会を約束するが、健康に気をつけようぜ、という話に実感がこもる、そんな年齢です。
午後からは高島公民館での「岡山肢体障害者の会」主催の学習会。長嶋愛生園の宇佐美さん、視覚障害者協会の起塚さん、平和委員会の藤田さん、3人がそれぞれ貴重な講演をされた。
宇佐美さんは83歳になられたという。1949年から今日まで、60年間愛生園を住まいとされている。何回か命を断とうと思ったこともあるといわれます。同時に人権確立にむけて現在まで、一貫してたたかっています。
起塚さんは、小学校6年生時、進路希望を発表する時の重圧が未だに夢に出てくるといいます。その当時、軍人希望がほとんど、目に障害をもつ起塚さんは数学教師と言わざるを得なかった。そのつらさが、トラウマになっていると。一方でクラス仲間に対して、障害者への本人への対応を振り返り人間的信頼も示します。
藤田さんの話はオバマ発言に至るまで、多くの国での平和運動があったことを強調しています。人類史的に見ての発展、それに逆流する日米同盟、などと、今後の運動のながれも示しました。
とてもよい学習会でした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 1 »
--> 09年08月12日 at 11:12:39
会えてうれしかったです。また来年まで、後ろ向きにならずに身体に気をつけてがんばります。ありがとう。