前川喜平さん大いに語るinおかやま
|17年11月13日 |中島 |
雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、昨日はごめん、会議すっかり忘れていました、と言いながら来所。津山から来てくれるT君が、そずり肉を二パックを買ってきてくれました。
昼、Jr桃太郎線で岡山駅へ。途中、明石さんと一緒になります。会場の、岡山コンベンションセンターのママカリフォーラムに。地域人権運動岡山市連絡会(人権岡山)主催の第14回人権と文化のつどい、です。竹本さんに案内されて会場の控室へ。この日講演してくれる、前文科省事務次官の前川喜平さんが、共同記者会見していました。特に加計問題での質問にこたえる話、無駄な言葉がない。そのまま文章になるよう。説得力もあります。
600人以上の参加で開会。竹本さんの主催者あいさつ、三門太鼓を創る会の演奏の後、夜間中学校をつくる会の代表、義務教育無償化をめざす市民会議の代表からの訴えの後、前川さんが講演。憲法は権力者を縛るものであり、国民は憲法を通してそれを実現しており、それが立憲主義だ。これを守り育てているのが教育の力だ。国民の学習権も憲法26条が保障している。学習権は社会権。ということを土台をにしながら、夜間中学校の大切さ、学習権と義務教育、道徳の教科化、加計学園問題などに関連して話されました。
5人からの質問にも丁寧に、行政上のこと、権力機構の問題、学習権の大切さなどについて、広く深い見識をもとに話してくれました。
終えて、前川さんを囲んでの懇親会。若い人たちの頑張りで良い集会が持てた、という思いが集まっての乾杯です。岡山市の大森市長さんとは1990年代の省庁再編を組み立てる仕事に互いが参画されていたようで、岡山市なら夜間中学校はしてくれると思います、と話されていました。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »