人権と文化の夕べ
|07年03月17日 |中島 |
16日、山陽新聞のさん太ホールで、第3回人権と文化の夕べ。人権岡山の主催。
250名が参加。前半は二胡とピアノ演奏。劉飛(りゅうひ)さんが二胡を、加藤明美さんがピアノを演奏。お二人とも若い方でした。ふるさと、など日本の曲、杜甫の時代の結婚・離婚をテーマにした曲、モンゴル競馬の曲などなど物語を調べるという感じで、魅了させていました。
後半は、つい最近岡山県文化賞を受賞した、岡山民俗学会理事長の立石憲利さんが「民話と人権」と題してお話。昔話をもとに、自然とともに生きてきたかつての生活、昔話を家庭でつないでくる中での子どもたちに育んできた絆、などをもとに今日的な社会問題のテーマとつなぎ合わせて、語られました。
また、桃太郎の桃の流れる音、ドンブリコだけではない、県下でも15.6種類ある。その音から川の流れを想像するなど、ステレオタイプに陥らないことが必要。このことは、人間社会でもいえる、という趣旨のお話を強調されていました。
気持ちをゆったりとさせてくれる、そんな2時間でした。
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