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会議、学習、会議と

|23年12月22日 |中島 |

21日、木曜日。いつものように新事務所へ。

8時半には、済生会病院外来病棟へ。眼科の定期診察です。視力検査をしてもらって、左目がぼやけていることに改めてびっくり。眼底検査などもしてくれます。医師の診察で、白内障です、手術しますか、と問いかけられます。いやいや、ちょっと考えます、左だけでなく右目もそうですか、と確認でした。

新事務所に帰ります。みんなの家だんだんの建物の持ち主の不動産会社の担当の方、来所。インボイスにかかわる書面を持参でした。10年も借りたので、少し家賃を減額してほしい、社長さんに伝えて、とお願いもしておきます。

前日の残り、ホワイトシチューを温めて昼ご飯です。

午後、民主会館へ。一般財団法人・岡山県民主教育研究会の臨時評議員会議です。岡山県地域人権ネットワーク構想について、特に評議員の方たちに重きを置いて説明です。理事からの意見もあれこれ。こちらも力が入ります。

終えて、県革新懇の代表世話人会議へ。そして学習会へ。牛島貞満さんのお話を聞く会(牛島貞満さんは、沖縄戦を指揮した牛島満第32軍司令官の孫で、「軍隊は住民を守らない」の教訓として、第32軍司令部・首里城壕を戦争遺跡として保存する運動を続けています)

終えて、林病院へ。評議員会議でした。病院経営、コロナ対応を通じて、これからが大変な時期を迎える、と真剣な理事のみなさんの発言でした。

新事務所に帰ります。メールなどをチェック。翌日の、ななくさ学習会の準備も少ししてから帰宅。

8時半すぎてからの夕食。それでも食欲が戻ってきて、少し安心でした。

 

 

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やっと削除、労働局など。就職時での課題から「同和問題」を

|23年12月22日 |中島 |

20日、水曜日。

この日は、「働くルールを確立し、就職保障と人権を守る岡山連絡会(就職連)」の岡山県、労働局、ふたつの話し合いの場が設定されています。

朝は、旧・三光荘で岡山県との話し合い。労働雇用政策課、経営支援課、産業振興課、障害福祉課、指導監査室から8名の関係者。就職連から、人権連、自治労連、高教組、県労会議、医労連、民主青年同盟、共産党などから8名が。

午後は労働局との話し合いに。イオンモール近くの合同庁舎内の会議室へ。労働基準部の監督課と賃金室、職業安定部の職業安定課と職業対策課、雇用環境・均等室などから5名。就職連は、午前のメンバーに障岡連の事務局長が加わって9名。

県との話し合いで、今年10月に、県や労働局が共催開催の「公正採用選考人権啓発推進員研修会」の内容について、評価できる内容、課題ではないかと思われる内容などを話します。特に公正採用のためのルールなどを明確にして、働く場での「パワハラ問題」に焦点をあてたことは評価できる。同時に、その啓発映画に、何らの解説もなく突如として「部落問題」が話される場面、これは2016年12月の「部落差別解消推進法」制定に沿って取り入れられたものではないか、それは観る人に誤解を与えるのでは、と。担当課の方は、今回の研修の実施要領の「目的」にこれまで「企業における同和問題などの人権問題について・・・」という文章から、「同和問題など」を削除しました、と。昨年も指摘されていましたから、と言葉を添えられて。

午後の労働局の話し合い。要求内容に、2017 年度改定された事業主宛て文書「進路保障の推進と統一応募書類について」(2017 年 4 月 27 日)は以下の点を改訂すること。(1) 前文4〜5 行目より「や同和問題に係る差別的取扱い」を削除すること。これがずーと、今年も要求として組み入れていました。23労働局宛て要請書

これに対して、職業安定課長は、「本省からの通知もあり、削除しました」と回答。改めて、その本省からの通知はどういう名称でいつ出されたものか、と問いかけます。令和5年2月10日付、文科省初等中等教育局長、厚生労働省職業安定課長の連名通知だと、口頭で応えられます。

新事務所に帰ってパソコンで検索。やっと出てきました。「令和6年3月新規中学校・高等学校卒業者の就職に係る推薦及び選考開始期日等並びに文書募集開始時期等について(通知)」でした。確かに令和5年2月10日付、です。その一年前の通知は、令和4年2月17日です。

文科省初等中等教育局長、厚生労働省職業安定課長、厚労省人材開発統括官の連名で、送り宛ては、県教育委員会教育長と県知事、そして主要経済関係団体、任用を担当する国の機関、などです。

「新規中学校・高等学校そ作業者の採用に当たっては、本人の適性と能力に基づいた基準によりこれを行い、定時制課程及び通信制課程の卒業者と全日制課程の卒業者との間の差別的取り扱いや同和問題等に係る差別的取り扱いがおこなわれないよう、また、雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律(昭和47年法律第113号)の趣旨に沿った採用活動が行われるとともに、障害者に対しては格別の配慮がなされるようお願いします。」とされていたものが、2022.02.17.文科省・厚労省、高校就職時・通知

令和5年2月10日付では、上記の「や同和問題等に係る差別的取り扱いが」削除されていました。1972年以降、「統一応募書式」の徹底、部落問題解決の進展により、「同和問題」での就職差別そのものは皆無に近くなっている。その実態を無視してそれらの公的文書に、「同和問題」により差別的取り扱いということをわざわざ記述することは受け取った方たちに誤った認識を生む情報源となっている、と指摘してきたこと、これがやっと通じた、2016年成立した「部落差別解消推進法」の逆流を考えると、よりその成果と前進は大きく、うれしくなりました。2023.02.10.文科省・厚労省、高校生・就職時の通知

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