県教委との話し合い

26日、火曜日。5時半過ぎに起床。朝風呂で身支度。新事務所へ。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。利用者さんのこと聴かせてもらいます。

午後からの県教育委員会との話し合いの準備に。

政党に年末カンパを届けるお助けもしたりして、県立図書館へ。お昼は近所の蕎麦屋さんで。

午後から旧・三光荘へ。「働くルールを確立し、就職保障と人権を守る岡山連絡会(就職連)」の県教委との話し合いです。高校教育課、その中の職業指導班、並びに教育政策課、教職員課、特別支援教育課、人権教育・生徒指導課などから8人が対応してくれました。こちらは、若い人たちの参加が増えて10人です。

懸案だった「高等学校等新規卒業者の就職に係る推薦・選考開始期日及び進路保障等について(依頼)」の文書、岡山県教育委員会教育長、岡山県総務部長、岡山県産業労働部長、岡山労働局職業安定部長の連名で事業主に送付されているものですが、令和5年4月21日付の文書では、「や同和問題に係る差別的取り扱い」を削除していました。厚生労働省、文科省の通知に倣ったものと言えます。

ただ、県教委の回答は、「同和問題は解決に向かっているが、インターネット上での差別書き込みなどの差別意識の解消が課題であり、重要な人権問題の一つとしています」という前置きは以前のまま。削除したこととの関連、整合性はと問いかけますが、納得できる回答ではなく、彼ら自身もつぎはぎ的な苦しい答弁でした。20230421_令和6年3月高等学校等新規卒業者の就職に係る推薦・選考開始期日及び進路保障等について(依頼)

一応、就職連の話し合いを終えて、県人権連で対応した10月27日の話し合いの継続と切り替えて話し合います。自衛隊の高校生宅への家庭訪問について、高校教育課長から根拠にした昭和30年7月20日付の労働省職業安定局長からの各知事への通知、「職業安定機関と自衛官の募集について」これは平成22年の通知で廃止されており、説明は誤りだったとして謝罪が。ただし、この平成22年の通知本体については、労働局が「開示できない」としているようで、引き続き追及していく必要があります。

自衛隊に家庭訪問を希望する生徒・家庭と、自衛隊を希望するが家庭訪問までは来てほしくないという生徒・家庭、その間に採用上の問題がでてくるのではないか。家庭訪問を希望しない生徒たちには、地域環境、家庭環境、自宅の見栄えや家族構成などを知られたくないという思いを持つ人もいるでしょう、と話します。かつての民主教育のとりくみはどこに反映しているのか、などとも話します。最後に教育長との面談を求めました。