総会の議案書
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20日、水曜日。朝、新事務所へ。
雑務。急きょ治療を受けたいと歯医者さんへ電話。10時からの仮予約とってくれます。治療は、抜けた差し歯の根っこを治療、そのための麻酔注射、涙が。この日は、その後も痛みで一日食べにくい状況がつづきます。
午後、民主会館へ。2018年若者と学ぶ人権学習会の第1回目。30歳代の若者5人を中心に参加者あわせて10人、小畑隆資先生が講師。まず、「第4次岡山県人権政策推進指針」検討の到達点と課題、について昨年一年間の学習内容を総括的に話してくれます。指針では、何が「人権」かを明確にしていないから「人権問題」、「人権侵害」も理解できない内容になってしまっている、課題別施策で「女性、子ども、高齢者、障害のある人、同和問題、外国人、ハンセン病問題、患者等、インターネットによる人権侵害、さまざまな人権をめぐる問題」の10項目にしているが、「なぜ、この10項目なのか」という説明がない、恣意的ではないかと指摘です。そして、権力論と人権論、この間形成を意識的に無視しているものではないか、と。今年2018年の学習の基本課題は、その指針の最大の問題点の論証にある、続けられます。そして、日本国憲法の基本的人権を学ぶ、それは政治とは何かを学ぶ基本的課題になる、それは立憲政治とは何かを学ぶことにもなる、という提案がつづきます。
10分ほどの休憩後、その憲法学習に入ります。日本国憲法・前文を読む・・・政治つて何だ、というサブタイトル。前文は4つの段落、8つの文章から成り立っている。その第1段落、の1つめの文章について解説をしていきます。日本国民は、主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する、この国民主権が最も大切なことであり、その文言の間に示された、政治運用の三原則である、「民主主義、基本的人権、平和主義」。国民主権であるからこそ、この3原則の国家を建設することができたのであり、だからこそ立憲主義が基本と言える、とはなされます。
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