23日、木曜日。沖縄慰霊の日、ななくさの事務長として信望を集めた住宅慎ちゃんの3年目の命日です。その日の朝早く、川崎病院に走ったこと思い出します。

新事務所に。雑務。午後からの来客を意識して、部屋の片づけ。紙屑は、20リットルのゴミ袋二つ分にも。見える範囲はまずまず綺麗になりました。途中、人権連の会議設定をしてほしいと民主会館の事務局に連絡です。

後見している81歳の男性Ｙさん、瀬戸内市の施設で終末期を迎えていることを踏まえ、岡山市内の葬儀会社で対応してもらえるかと、問い合わせ・要望もしておきます。そのＹさんの衣服、カッターシャツやズボン、下着類などをすぐ近所のお店に行って購入、施設に届ける準備も。そして、岡山市の関係者にもその旨の連絡を入れておきます。

時間がないので、昼ご飯は事務所で。乾麺をゆがして、その熱いうどんに卵とシーチキンをぶっかけ、少し醤油をおとしていただきます。朝から野菜が足らないと思いながら、うどんをすすります。

ちょうどお昼のテレビで、沖縄慰霊の式典をみます。翁長知事の、「日本国憲法が国民に保障する自由、平等、人権、そして民主主義が沖縄に保障されているでしょうか」という言葉が耳に残ります。小学生とは思えない凛とした姿勢の少女の姿に感動も覚えます。

午後、税理士事務所のＫさん来所。ＮＰＯ法人の総会資料一式と、ななくさ10周年の資料と記念品などを手渡します。そして、3つの事業所、5月度の損益計算のチェックをしてもらいました。結果、1月から6月分の預かり所得税が93万円余り、これを7月11日までに納めることになりました。この日は、ななくさ10周年のつどいの会場、ロイヤルホテルからも請求が届きました。うまく現金が回るかな、と少し思案です。

喫茶・ひまわりの店主が来所。参院選挙のこと、人権連のことなど何かと話します。

この日のうちに、民医連へ、ななくさとＮＰＯ法人全体の5月までの損益計算書をメールで送ります。

夕方、田中青年、ＮＰＯ法人の岡山市への報告書のその内容について相談に来所。決算書、その内容の理解も進みます。

静かになった事務所で、翌日の会議の要点、メモって準備です。

22日、水曜日。雨の朝です。雨に濡れながら、池の鯉にパンくずを投げ入れてやってから新事務所に。この日は参院選の公示、さて・・と思案です。

まず雑務を。やらなければならないことあれこれ、頭の中を整理して、まずは岡山法務局へ。新たな後見の件で、登記事項証明書を交付してもらいます。550円の収入印紙が必要です。当方の印鑑登録手帳を取りに戻り、今度は岡山市役所に。300円で印鑑証明書を発行してもらいます。

このふたつの証明書と新たに後見するＵさんの通帳を持って銀行へ。名義を「Ｕさん成年後見人当方の氏名」に変更し登録印鑑は当方の実印としてもらう手続きです。通帳の預かり証をもらってこの日の手続きは終わり。改めて取りに来ることに。

この銀行で、瀬戸内市の施設におられて終末期になっているＹさんの通帳から現金を引き出しておきます。

やはり後見しているＮさんのことで、前日、車いすから落ちたという報を届けてくれた東中央病院に出向きます。看護師長さんから事情を聴いて頭部のＣＴ検査結果、主治医さんから説明を受けます。ご飯も全部食べられているし検査では異常がなくて一安心。おちない処置として、車いすに前テーブルをつけること同意してきます。

夕方、住宅さん宅を訪ねますが留守。事務所にかえってから電話で話します。

なかなか構想がまとまらない原稿、その期日が迫ってきていて頭を悩ませています。かつての自分が書いたもの、あれこれ探してみたり。うーむ、が続くのでした。

21日、火曜日。朝、歩いて新事務所に。途中、みんなの家ななくさの利用者さんのご家族夫妻が犬をつれて散歩しています。おはようございます、とご挨拶です。

雑務。この日の総会資料などの整理です。途中、社会保険労務士事務所のＡさん来所。岡山西年金事務所から送られてきている「管掌健康保険及び厚生年金保険被保険者の資格及び報酬等の調査の実施について」の日程変更について相談、年金事務所に電話して4日を7日に変えてもらいます。4日は、浅田訴訟の日なのです。

田中青年来所。この日の総会資料、プリントアウトしたもの手渡します。後の活用もあるので100セットを準備してくれるようお願いです。みんなの家ななくさの住宅さん来所。新たに雇用予定の方のことなどで話し合いです。

10時半すぎて、歩いて、メガネの三城に出向きます。前日、右のレンズが枠ごと取れてしまったのでした。色違いの同じフレームがあったので、10分ほど待機で治りました。フレーム代、2000円割引してくれて23800円。修理なら1週間かかり5000円までですみます、といわれたのですが、それまで待てないのでした。

11時から開店している一膳飯屋さんに。カツ丼をいただきます。煙草をふかしている先客がいました。ご飯の味が落ちる、どうもね、という感じ。

午後、事務所で雑務。資料なども探します。

夕方、歩いて民主会館へ。ＮＰＯ法人地域人権みんなの会2016年度総会です。ＮＰＯ法人地域人権みんなの会2016年度総会議案書

20名の出席、委任状21人ということで、成立を確認でした。2001年12月の設立当初から15年間、理事を務めてくれているお二人のうち吉野一正さんに表彰状などをおくりました。もうお一人の三戸康生さんには後日届けてもらうことにしました。

総会では、ななくさ、だんだん、かるがもの管理者さん、ケアマネさんたちから運営状況と事例の報告をしてもらいました。

20日、月曜日。朝、関西町の「みんなの会館」に寄ってから新事務所に。

雑務。ペーパーやホームページから、人権関係の資料を探します。池田さん、住宅さん、明石さんと個別に、18日のななくさ10周年の感謝のつどい、のこと話します。明石さん、大きな施設でなく、ななくさのような小規模多機能の施設、あちこちにできたら良いのに、と。そして、公示が目前となった参院選のことなども話題です。

地元でビラまきをしていたという花田夫妻と一緒に昼食。ホルモン亭で焼肉定食です。やはり、ななくさ10周年のこと、参院選挙のこと、口をもぐもぐさせながらの話題です。

午後、県庁へ。県民生活部部長さん、次長さんへご挨拶です。先の通常国会に余りにも唐突に提案された「『部落差別』固定化法案」について、岡山県としての部落問題解決にあたってきた成果からして、逆行していて問題が多すぎる、という話をしてきます。

東中央病院に走ります。後見している97歳の女性Ｎさん、この日からソワニエ看護学校の学生さんお二人が何かと話しかけてくれていました。

一端事務所にかえって、民主会館へ。4時過ぎてから、一般財団法人岡山県民主教育研究会の2016年度第一回評議委員会です。

夕方、岡山駅までバスで出かけます。みんなの家かるがもの「歓送迎会」でした。退職される方に、心からご苦労様でした、新たに入職された方々には、よろしく互いに頑張りましょう、とあいさつでした。

19日、日曜日。まずまずの眠りから覚めます。雨の朝です。連れ合いの赤い傘をかりて歩いて新事務所に。

１９日は、戦争法廃止のための宣伝日。三門地域革新懇の取り組みに参加です。西崎本町の大通り、雨が強くなる中、７時半から５人が集まり、スタンディングです。日曜日の早朝にもかかわらず、結構車は走ります。なにをしょんなら、という顔で車からこちらを見てくれる人が結構おられました。今回は関西町での宣伝は１１時から。これには参加できない旨で了解をもらいます。

後見しているＹさん、終末期が近づいた中で、施設から送られてきたその過ごし方への同意書にサインして投函、郵送です。

求人募集でハローワークを通じてこられた方の書類などにも目を通しておきます。休み明けには提出したい書類の準備、２７日までに提出しなければならない原稿、その柱を決めていくために、自分のもっている資料などを点検です。

この日の遅めの昼食は、蕎麦とたこ焼き、でした。街に出て、久し振りの散髪。そして高島屋の地下で、１００グラム９５０円もするキューバの珈琲豆と、この日の夜の肴用の「くみあげゆば」を買ってきます。

父の日ということで、娘からは図書券、息子からは傘をプレゼントでした。

18日、土曜日。朝、コンビニで食材を仕入れて新事務所に。

雑務。予定より早く１０時前に事務局メンバーが集まり、荷物を載せた車でロイヤルホテルへ走ります。

みんなの家ななくさ１０周年記念感謝のつどい、の会場準備です。

オープニングは、岡山藤秋会の４人のみなさん。津軽三味線、すごい迫力、躍動感が伝わってきます。

ななくさ利用者さんのうち２１名が参加されました。スタッフはななくさは全員の１６名、そしてみんなの家だんだんで現在頑張ってくれている４名のスタッフも参加してくれました。総勢９０名のつどいとなりました。

開設、そして１０年間の運営にかかわってこられた方々、利用者さん、スタッフの皆さんに心から感謝をしたい旨の主催者あいさつ。そして、来賓のご挨拶。岡山市保健福祉局長さん、岡山県民医連の副会長さんが話してくれました。乾杯のあと、１０年の映像を１５分間にまとめて流します。そのあと７人の方々から、ななくさのとりくみに対しての評価も含めてのごあいさつをいただきました。

１０年間勤続の４人の方々へ感謝状と副賞を贈ります。４人を代表して池田さんから謝辞、管理者の住宅さんから閉会のお礼のあいさつと続きました。最後に、故・住宅慎通さんが作詞・作曲した「ななくさの歌」をスタッフ全員が利用者さんの有志と一緒に合唱でした。

全員の方々にもっともっと話をしていただきたかったのですが、２時間が限界。利用者さんたちにとってはこの２時間、とても楽しいものだったようです。おしゃれをするために４回も着替えて選んだ洋服で参加された利用者さん、この日のために服を新調された利用者さん、日頃は訪問だけのサービスを受けている利用者さんもこの日は松葉づえで参加してくれていました。とてもいい笑顔だったよ、とスタッフの皆さんもとてもうれしく報告してくれました。

お花やお祝いもいただきました。ロイヤルホテルのみなさんには心温まる対応をしてもらいました。すべての皆さんに心からお礼申し上げます。