出張前の一日
9日、木曜日。曇り空の朝、新事務所に。ついて間もなく、大きな雨になりました。
雑務。補助しているFさんから電話が届きます。体調が良くない、遺言書を書いておきたい、頼りにしているケアマネさんが今日は居ない、などと弱気になっています。時間をおいてこちらから電話をいれます。訪問してくれている看護師さんとも話ができて、医師の診察よろしくとお願いです。
田中青年、来所。前日亡くなったO君の闘病生活の一端を聞かせてもらいます。前日生まれたばかりの赤ちゃんの写真も見せてもらいます。「ひまり」と命名のようです。こんにちわ、です。
11時過ぎには、吉岡理事が来所。ロイヤルホテルに一緒に向かいます。6月18日の「ななくさ10周年感謝のつどい」の会場準備で、宴会部の責任者の方と打ち合わせです。だんだん詰めの段階に入っていきます。
帰ってきて、遅めの昼食へ。途中、ザクザクによってゴキブリ退治の薬、カビ落としの洗剤などを購入です。回転寿司で素早く昼食を済ませます。
腰痛がぶり返しますが、この日、整形外科は午後がお休み、我慢です。
翌日から出張があるので、気になっている後見しているNさんのいる東中央病院へ走ります。ベッドで横になっている97歳のNさん、手術後の傷跡がやっと癒えたのですが、褥瘡が出来てしまったのです、と看護師さんがごめんなさいと言いながら説明されます。輸血を受けた手術から12週間が経過したから血液検査もしてもらうことの同意書にサインです。ソワニエ看護学校の学生さんが実習に来られたら、その対象になることも了解でした。この日もらった請求書、5月分の入院費を支払います。
夕方、東区の葬儀場に走ります。前日亡くなったO君の遺体と対面です。手を合わせ、心の中で見舞いもこれなくてごめんな、でした。ご両親からも、入院していたものの毎日電話が届いていたのに、ほんと急に亡くなってしまった、と聞かせてもらいます。人おもいで、少し甘えるよう話しぶりのO君、その優しさを思い出すのでした。
帰りは、旧2号線の渋滞を避けようと、平島交差点から瀬戸町を通って大原橋経由を走ります。40年前から知っている道、つい数年前には、ほんのお手伝いで「デイサービス・みえさん家」に通っていた道でもあります。知り合いの方のコンビニがあったところは、医療関係の建物に代わっていました。通夜の帰りということもあり、時間のうつろい、何かと寂しさも感じますが、やれることは大いにやっておこう、と思い直すのでした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »