山口さん、元気に意見陳述

31日、火曜日。朝、新事務所に。

雑務。腰痛がおさまらないので、だんだんのスタッフさんに湿布を貼ってもらいます。この日が最後の勤めの日となる、みんなの家かるがもの吉永さん来所。新しい管理者さんが、管理者に義務付けられている研修を受けるための書類の整備のために動いてくれています。みんなの家ななくさの住宅さんも一緒に次の研修のこと話し合います。

裁判所に走ります。岡山短期大学の准教授、山口雪子さんが視覚障害がすすんだことを理由にして、授業と研究室を取り上げた大学側に、その地位の保全と復帰を求めた裁判の初回です。法廷では約２０分、山口さん、水谷賢弁護士、清水建夫弁護士の３人が意見陳述です。

山口さん、今回の事態の経緯を述べながら、「このような訴訟を起こすことになりましたが、私は岡山短期大学に感謝しています。なぜなら持続可能な社会・共生社会を目指す環境教育という新たな研究テーマに出会うきっかけを与えてくれたからです」と、あくまで真理を追求する研究者としての訴え、姿勢を貫かれていました。

終えて、弁護士会館で、報告集会と山口雪子さんを支える会の設立総会でした。岡山大学の新納泉さんが代表になられていて、１２人の世話人が運営に当たるということになりました。昨年、視覚障害者友の会の岡崎さんたちと一緒に京都の旅を満喫しましたが、その時に一緒に来られていた高知の正岡さん、この日も元気に山口さん支援で駆け付けておられたので声をかけます。かつて、全国視覚障害教師の会の代表をされていたと聞きました。

報告集会では、今の全国視覚障害教師の会の代表の重田雅敏さんから、前日の文科省への要請で、インターネット署名２０９７筆、点字署名２３４筆、用紙署名４６１０筆合計　６９４１筆を託してきたという報告もありました。引き続きの世論形成が大切だと訴えておられました。

この日は、裁判所に向かう途中、和菓子の清風庵に出向いて、お菓子を購入です。この日が８１歳の誕生日を迎えたＹさん、当方が後見していますが邑久町の特養におられます。この日の午後に持参でした。ありがとう、と言われながら、ラジオがほしいとまた要求されるのでした。阪神のナイター中継を楽しみにしておられるので、今度買ってくるねと返答でした。

帰りに、東中央病院へ立ち寄ります。後見しているＮさんはベッドで気持ち良く寝ています。看護師さんに改めて、病衣の契約をお願いでした。

天満屋あたりでコーヒー豆などを購入。新事務所にかえって来ます。また、腰痛がじわじわとぶり返します。

夜、眠り薬を飲んでも腰の痛みでなかなか寝れない一夜を過ごしたのでした。すこしつらいのです。