24日、月曜日。朝、新事務所に。少し散歩して西崎食堂で朝ごはんです。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さん来所、定例の月曜日の打ち合わせです。明石さん来所。住宅さん、明石さんにまで、猫はいりませんか、と引き取り手探しに躍起です。明石さんとは前日の革新懇総会、ご苦労さんでした、同じ時間帯の小畑隆資先生の講座、行けなくてもったいなかったけれど、という話に。

昼ご飯、大事にとっておいた缶詰のうなぎ、レンジで２分のご飯にかけて、自家製のウナギ丼、をいただきです。

午後、税理士事務所のＫさん来所。７月度分の、３つの介護事業所会計のチェックをしてくれます。マイナンバーの導入にかかわり、９月中にスタッフの人たちに伝える内容なども話になります。税関系、社会保険関係などの関連書類の保管期間なども。導入する意図もあれこれ、と話に。

夕方、民主会館へ。みんなの家ななくさなどの７月度損益計算書を民医連に持参です。県革新懇の事務所に少しお邪魔。そのあと、県人権連の事務局メンバーと懇談、翌日の会議に向けて活性化の提案でした。

この日は、みんなの家かるがもの夏の懇親会。歩いて岡山駅西口方面に。７時過ぎての奉還町商店街、若者たちが新たな洒落たお店を出していたり、ラジオ放送局がいつの間にか開設していたり、８品付きで飲み放題、１９８０円の大きな看板を出していたり、活性化にむけて頑張っている雰囲気を感じます。

懇親会、豆腐が美味しいお店です。みんな元気でワイワイ雰囲気、楽しくおしゃべりしていました。ここでも活性化です。ご苦労様でした。

前日の書き込み、折り鶴、について、梅原司平さんの歌でした。

写真は、２４日の朝、農園で。朝陽と青空、似合います。

23日、日曜日。朝、歩いて新事務所に。

雑務。１０時前、県立図書館に走ります。借りていた本を返して、旅人を捉えた文庫本などを新たに借りてきます。

早めに昼食をいただいて、前日と同じ場所、旧・労金ビルに。県革新懇第３３回総会です。まずは、看板などを設置し会場整備です。約１００人が集まって、岡山県弁護士会の会長をされている吉岡康裕さんが「戦争法案の廃案と日本国憲法を考える」と題して記念講演です。戦争法案反対にむけた取り組みの組み立て、この方たちの苦労がわかります。講演の最後は、ギター弾きながら、折鶴(いきていてよかった、それをかんじたくて・・・という歌詞　たぶん北川てつさんの歌)、を歌ってくれました。

総会、提案された議案はすべて承認されました。職場革新懇、地域革新懇の方々が戦争法案廃案に向けて様々な工夫を凝らしながら国民的共同の取り組みに発展させようと奮闘されていること、詳しく聞かせてもらえました。この時期こそ、戦争法を阻止し憲法を守るうえで重要な時はない、という認識が広がった総会にもなりました。

夕方、新事務所にかえります。その後、後見のことなどで相談、自宅に帰ると８時ごろになりました。

22日、土曜日。朝、新事務所に。農園あたりの散歩、そして西崎食堂で朝定食をいただきます。

新事務所で雑務。１０時には民主会館へ。県革新懇の事務所で、翌日の総会資料の準備。すでに完了していて、年金や保険料、税金などの雑談となります。

事務所に帰ります。乾麺を湯がしレトルトカレーをかけてのカレーうどんで昼食です。

北区津島にある、旧労金ビルに向かいます。県社会保障推進協議会の第２２回総会です。

講師は、都留民子・広島県立大学教授。貧困と社会保障―新自由主義・緊縮財政との闘い、と題して講演されました。社会保障制度とは何か、富と貧困の拡大、新自由主義政策・緊縮財政、貧困の克服のためには、という柱に基づいて、熱っぽく話されます。

貧乏と貧困の違い、労働礼賛と自立自助、社会的貧困の発見と社会保障の誕生など、歴史的概観を話してくれます。チャールズ・ブース、ラウントリー、べヴァリッジ、などイギリス人の名前と取り組んできた内容も懐かしく聞かせてもらえます。ファシズムをくい止めるためにも、社会保障は大きな役割をはたしてきたんだ、という話に結び付きます。

そして日本の貧困の背景にも迫ります。健康保険などを例にして日本は、戦前からの労務管理としての社会保険がいまも続いており、結果として国民的再配分でなく階層内再配分とい範疇になっている。非正規の増大、そして福祉、自立支援という名での安価な労働者の創出にみられるように新自由主義のもと、過少収入者が大勢生まれている、と。

そしてアイスランドの１９９０年代とリーマンショック後の経済状態を紹介し、海外預金者やＩＭＦ等の財政緊縮策圧力に屈せず、福祉国家の根幹を守るという目標で国政を運営すると国民投票で決着をつけたことを紹介。今のギリシャにも求められている、と。

社会保障制度は、弱者救済でなく、競争的な労働市場からの保護の機能を持ち、過剰な賃金依存の生活から脱却させる機能を持っている、という話も、改めて新鮮に聞こえたのでした。

この日の夜、みんなの家ななくさ、だんだんの合同の慰労会に参加です。最近退職された方や入職された方なども参加してくれて、歓送迎会にもなりました。スタッフの方々の体調も改めて気になるのでした。

21日、金曜日。朝、新事務所に。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さん来所。前日に面接した方の履歴書などを持参。その採否のこと、登録定員の枠と希望者の調整のこと、スタッフの体調のこと、など話します。

田中青年来所。岡山市の人権にかかわる基本方針などにかかわっての対応、その進展について聞かせてもらいます。

県人権連の吉岡事務局長、来所。２５日の県連３役会議にむけた議案内容などを話します。

途中、ＮＰＯ地域人権みんなの会主催の１２月５日の学習集会、今回は「ターミナルケアと人権」についての話をしてもらいたく、こちらが予定するＡさんに電話。訪問看護ステーションの管理者のＡさん、基本的には了解をしてもらい、詳しくは後日あって話し合うことに。

また、長年お世話なっているＹ弁護士さんにも電話。かつての岡山市中央町の事務所、その所有権での裁判闘争も記録にとどめて置こうという話に。この話もゆっくり合って話しましょう、と。

午後、運動公園あたりの、焼肉屋さんでサービスランチ。カルビーの柔らかいお肉と野菜を炒めてくれたメインディッシュ、それにスープと大根キムチ、白いご飯にぴったりで、すべて完食です。

裁判所近くの法律事務所に向かいます。社会福祉士事務所を開設している今岡さんと同席して、裁判員裁判の事案になっている被告の方の実情を聞かせてもらいます。どう支援できるのか思案ですが、少しでもお役に立てれば、という気持ちになります。

事務所にかえります。後見しているＮさんのことで福祉事務所のケースワーカーさんとやり取りです。後見制度を活用するということで申立準備に入っているＦさんのことで、施設利用につなげてくれているケアマネさんに実情を説明します。

夕方、朝に連絡を取った訪問看護ステーションのＡさんに再び連絡。直接説明にいかせてもらう日を、２８日の夕方にしましょうということになりました。ひとつの企画、これでまずはすすめることができる、とホッとしました。

写真のひまわり、２２日の朝、農園で。

20日、木曜日。朝、雨の中歩いて新事務所に。道路を横断していると、後ろから来た車から、釣り人生を歩んでいる人がクラクションでおはようのあいさつです。

雑務。そして三門革新懇のとりくみ、30日の日曜日に全国100万人行動に呼応してサイレント・スタンディング、それを3回やろうという内容のビラをつくって、田中、中島の両青年にメール送信です。この日の会議の議案書も整理して印刷しておきます。

9時半ごろ、車で民主会館へ。田中、中島両青年とメール送信している内容に基づいて打ち合わせです。

10時から民主県政をつくるみんなの会の代表委員の会議です。この日告示の岩手県知事選挙、野党が結集している状況も話題になります。3年前の知事選挙当時との情勢のうえでの違い、特に憲法への国民・県民意識の変化は大きなものがあるのでは、という話にもなります。

終えて、保佐しているＳさんのアパートへ。助手席に乗ってもらって、運転免許の書き換えのため、教習所に走ります。着いてから、当方は食事処を探します。足守の大井トンネル付近にあると聞いていた蕎麦屋さんを探しますがなかなか見つかりません。あきらめて帰る道中、その幟端を見つけてやっとお店の駐車場に。まるでそれを見ていたかのように、お店の女性が、今日は終了、の看板を戸口に立てかけたのです。あれれー、何と運の悪いこと、あきらめて、足守プラザまで引き返して、蕎麦と小さな丼の定食をいただきました。

4時過ぎまで、高校野球を聞いたり、文庫本を読んだり、居眠りしたりしながら、あちこちで待機。無事に講習を終えたＳさんをアパートまで送ります。実技もあったようですが、Ｓさん、簡単なもの、という雰囲気で悠然としていました。

送り届けて一旦事務所に。少し連絡などをしてから、夕方6時に出発、林病院へ。公益財団法人林精神医学研究所の評議委員会です。職員の退職にかかわる人事異動の案件でした。退職に当たってのあいさつ、入職のきっかけ、入職初期の初々しさと戸惑い、これからの活動の目標、また、仕事と人へのあつい思いなどを聞かせてもらいました。人に歴史あり、をこの場でも実感でした。

写真の花は、足守の白壁が続く街並みのなかに咲いていました。

19日、水曜日。朝、新事務所に。

雑務。8時40分ごろ事務所を出発。保佐している80歳の女性Ｍさんの住んでいるケアハウスに向かいます。約束の時間より20分も早く玄関に出てきていたＭさん、少し緊張気味です。約束の9時半、お墓専門店の男性、Ｓさんが車で迎えに来てくれました。旧2号線を走って倉敷の二子まで連れて行ってくれます。Ｍさんの希望は、個人墓と永代供養。最近はそういう希望者がすごく増えています、とＳさん。現地で、現物を拝見させてもらってＭさんも納得のようでした。こちらも、石の値打ちなども聞かせてもらい勉強になりました。

11時過ぎには、Ｍさんのいる施設に帰ります。契約は、少し間をおいて、またお願いします、と話します。担当のＳさんの対応にも、長年の実績、そこからくる気持ち良いもの感じるのでした。

早めの昼食、ここいちのカレーです。義理の息子が店長のゴーゴーカレーに行かなくて少し悪いかな、とおもいつついただきです。

新事務所に帰ると、みんなの家ななくさの住宅さん、珈琲豆を持参してくれます。

午後、勤労者福祉センターに。県革新懇の代表世話人会議です。23日の総会を前に、当日議案書の内容を吟味でした。討論のなかで、つい最近、瀬戸内市で260人も集まって戦争法案反対の集会とパレードが行われたという画期的なことも聞かせてもらいます。30日の、戦争法案反対の全国100万人行動のこと、論議です。自主的な動きをさらに促進できる構えと体制、現実に即して各地で対応できるように、と。

後見しているＹさんのこと思い起こします。80歳の男性、阪神タイガースファンです。鳥谷のＴシャツを欲しがっています。できたら和田監督のものも、と。東古松あたりのタイガーズグッズのお店、探して到着です。施設に送ってみようとユニフォーム形態のＴシャツを購入でした。

新事務所にかえって、住宅さんから病院の検査結果などを聞かせてもらいます。

夕方6時、中島青年が迎えに来てくれて、連れ合いの実家、足守に向かいます。水曜日の、おかんき、です。帰りの、左ゆう亭、での晩ご飯が楽しみとなっています。