社会的支援

26日、水曜日。朝、新事務所に。台風が去ってそれなりの天候です。

雑務。７時すぎに愛車タントで出発。西大寺の東区福祉事務所には８時過ぎに到着。しばし就業開始時間まで待機。８時半に担当者と面会し、後見しているＮさんの介護老人施設に移住したことによる申請書類に記入し押印です。住居が施設になるということで、担当は変わるといいます。何かと細かな規則に縛られている感じがします。

Ｎさんが前日まで住んでいた、中央福祉会の有料老人ホームに向かいます。持っていけない家具などの廃棄処分をお願いしていた業者さんもすでに来てくれていて、廃棄するもの、当方が保管するもの、老健施設に運ぶもの、それぞれ荷物を運び出します。

続いて、その老健施設にお邪魔です。ここに届いている荷物を点検し、生活相談員の方、担当医の先生などと、Ｎさんの様子を確認したり、暮らし具合、ケアプランなども説明を受けます。Ｎさんと面会もします。帰りの車は、荷物で満杯です。

そのあと、関連する特別養護老人ホームへ。Ｎさんの入所申し込み、必要内容を用紙に記入です。担当の方は、介護度や家族環境などを考慮して判定委員会で入所順位が決められます、かつてのような申し込みが早いから入所もはやい、ということは今はまったくありません、と話されていました。

帰り道、偶然見つけたお蕎麦屋さんで、山芋のぶっかけ蕎麦をいただいて新事務所に帰ります。

午後、弁護士さんたちと、裁判員裁判の事案となっていることで頭を寄せ合います。若い人たちの人生の歩み、多感な時代とその節々の動向、なにかと考えます。目標を持つこと、そのことさえ難しくしている上からかぶさっているような社会的な網というもの感じざるを得ないのでした。

夕方、連れ合いの実家、足守に走ります。週に一度の、おかんき、です。この日は、自分で運転していったので帰りの食事はなし。自宅に帰って、少し涼しくなった風を受けながら、教育テレビの、ナチスから迫害された障害者たち （２）ある視覚障害者の抵抗を視聴したのでした。