6日、水曜日。いつもより早く目覚めます。大きな雨粒、叩きつけるような勢いです。

歩いて新事務所に。少しの雑務を済ませて、JR吉備線で岡山駅に。そして、6時51分初の新幹線、みずほで広島に。到着は7時26分、所要時間は35分、その速さ実感です。路面電車の一番前に乗り込んで、その進み具合と混雑さに少しもど゛かしさと蒸し暑さを感じながら、原爆ドーム前で下車。まだ8時まで10分ほどあります。

原爆ドームの東を歩き、平和公園の北側に。広島市の職員の方や警察署員が黄色いロープで立ち入りはできない、と。8時15分の黙祷、市長の平和宣言、子ども代表の誓い、などをその現地でという思いで参加でした。

安倍首相のあいさつの時間に、移動を余儀なくされたのを契機に、本町通りあたりまで歩きます。朝日新聞、中国新聞の号外が配られていました。市の職員が、冷たい麦茶をふるまってもいました。8月6日、広島ならではの光景です。

喫茶店でしばし休憩。帰りも路面電車。飛び乗った途端、名前を呼ばれます。びっくりして顔をあげると、岡山の武田さん、石村さん、二人が黒い服で正装姿です。朝6時過ぎから国会議員さんたちと慰霊、そして平和式典に参加してきた、と。

新幹線は、こだま、で岡山まで。1時間30分ほどかかりました。往きの35分と比べると大違い、それでも岡山止まりの安心感もあり、少し眠れたのでそれはそれでよかったのです。

午後から、新事務所で資料づくり。夕方、みんなの家かるがも、に走ります。8月度の事務局会議です。そうめん流しをこの日と翌日の二日間やるんですという話や、新たな利用者さんのこと、新たに働こうかと見学に来てくれた方のことなどあれこれ、賑やかな会議でした。

5日、火曜日。朝、新事務所についてから、散歩。民主会館へも立ち寄ります。管理人さんは、この日から広島の原水爆禁止世界大会に行く女性たちのことも話題に。

新事務所で雑務。銀行に出向いて、市民税などを支払です。窓口に通帳など書類を渡してから、なぜか時間がかかります。窓口の女性、緊張してしまい時間がかかりました、と低姿勢。意味が通じません、うーむ。

昼は、街にでて、45年前から時に食べに行く、第2自由軒に。焼き飯とスープが美味しいのですが、大将とおかみさんが仲良く営業されていて、気持ち良いのです。

午後、離職票を作ってもらうための書類を集めます。みんなの家ななくさの管理者、住宅さん、勤務表のコピーをもって来所。しばし、40年も前のことも含めた昔話もあり、懇談です。社労士のHさん来所。準備した、離職票関係書類、労災傷病手当の申請書類などを持って帰ってくれました。

夕方、連れ合いと岡山駅西口方面に。福寿司さんのカウンター席に座って、岡山ばら寿司などをいただきました。

4日の月曜日、朝、木村のパン屋さん経由で新事務所に。そして、運動公園に。少し散策、池の睡蓮に見惚れます。

新事務所に戻り、雑務。前日から始めた超勤賃金にかかわる考え方の整理を文書にまとめていきます。明石さん来所。土曜日の「若者と学ぶ学習会」に参加してくれた感想も聞かせてもらいます。1987年に策定された全解連の綱領的文書「21世紀をめざす部落解放の基本方向」に、将来にわたって貧困と格差の問題、民主主義の課題などで運動を展開することを明示していたことに、大いに関心を寄せられていました。

その後、県革新懇のベネッセの個人情報流失問題と学力テストを事業委託で受けていることの関連した問題点、県教育委員会に申し入れることにかかわり、県人権連の吉岡事務局長とやり取りです。

みんなの家かるがもに走ります。退職したスタッフの保険証を預かります。管理者の吉永さんと少し打ち合わせです。

帰り道に、伴という中華そば屋さんで、冷麺を。知り合いのKさんにばったり、やあやあと。この方も最近小規模多機能型事業所にかかわりを持ち出した方です。

新事務所に戻ります。8月から、みんなの家ななくさに入職してくれた方など二人の保険加入手続き、条件などを社会保険労務士のHさんあてにメールです。

みんなの家だんだんの新たな利用者さん候補の方と面談してきたと、管理者の住宅さんが来所。慣れるまでが大変ではないか、という感想です。

4時から、Kさんのことで裁判を傍聴。弁護士さんと少し話です。

夕方から、みんなの家ななくさ、だんだんの合同の事務局会議。秋に、だんだんの駐車場を使って祭りを開催する予定。その構想なども話し合われました。

3日、日曜日。雨の朝です。

自宅でご飯の朝食。そして我が家の前の池にパンを投げ入れて、鯉たちがバシャバシャと音を立てて一口に飲み込もうとする様子を楽しみます。

新事務所に。雑務です。9時過ぎて、この日の釣り例会、雨のため延期という報が入ります。みんなの家ななくさの管理者、住宅さん来所。みんなの家だんだんの新たな利用者さん候補の方のこと等を聞かせてもらいます。

前日、「ワンド、という言葉に問題あり」と言われたのだけれど、という質問に正確に答えるために少し調べてみます。国土交通省河川事務所のホームページには「ワンドを楽しもう」と掲載されていたりします。湾や川の流れの途中に水が停留する、そういう箇所や地域を示している言葉です。なんら問題になったこともないことも含めて、資料も添付してのメールを送ります。

昼ご飯、残っていた白いごんと湯がしたうどん、電子レンジで温めて、うえにこれも残り物のカレーをかけていただきます。

午後、保佐している、Sさんのアパートへ。8月分の生活費を手渡します。介護保険料や市民税が重いことが話題になります。お腹周りが太ってしまうので食事の内容、野菜中心にしなくては、などと話します。

夕方から、介護事業所職員の超勤にかかわる数字の計算など。県人権連のOさんから、高知県がこの大雨でたいへんだけど、仲間のNさんが電話に出ない、という知らせが。当方も電話をしてみますがやはり通じません。

岡山も一日中、小さな雨が降り続きました。釣りにもいけず、体を休めた一日でした。

写真は、4日の朝、前夜のファジアーノ勝利の余韻が残る運動公園。小さな雨粒を含んで咲いていました。

2日、土曜日。朝は雨の当たらない時間帯に歩いて新事務所に。

雑務。そして、歩いて、みんなの会館へ。三門革新懇の定例宣伝、消費税増税反対のとりくみです。5人のメンバーが、サイレント行動。道行く人たちに手を振って看板と幟端をアピールでした。

新事務所に帰って、またすぐに今度は車で民主会館へ。「第9回　若者と学ぶ部落問題解決への道筋　学習会」です。この日も、今回が初めてですという方3人もおられました。今回は県人権連の村上副議長がチューター。21世紀をめざす部落解放の基本方向の具体的実践、その内容を振り返ります。運動の本流を担ってきたとりくみ、大勢の人たちの結束、方針の明確化、そして実践、それを繰り返しながらのとりくみは今から思い起こしても、よくぞやってこれたな、という感慨をこめた感想が多く出されました。

「日本国憲法をまもり、今こそ部落問題の解決を」署名活動、「同和地区児童・生徒の基礎調査廃止」運動や高校部落問題研究会や大学研究会との連携など、多くの仲間を得ていくなかでこそなしえた経験も話し合われました。次回、9月6日は、「映画・橋のない川第2部」を上映することに。

昼は、津山からこられたFさんと大福園で八宝菜定食。

新事務所に帰ってしばし休憩。

みんなの家だんだんの空調設備の工事をお願いしているEさん、みんなの家ななくさの台所の水漏れなども点検してくれた報告もかねて、新事務所に来所です。

だんだんの職場会議を終えた、管理者の住宅さん、ケアマネの池田さん、来所。利用者さんにかかわる楽しい話を聞かせてくれます。

この日は、岡山の花火大会。中止かと思っていたのが、開催するというニュースが。いつもなら、民主会館の屋上でみるのに、今回は出鼻をくじかれた感じでやめました。自宅にいると、音だけがやけに大きく聞こえてきました。

川むこう音だけ響く花火かな

8月1日、金曜日。朝、新事務所に。ゴミを出して近所のコンビあたりまで散歩です。

雑務。NPO法人おかやま人権研究センターが発行する「人権21」8月号の原稿、約1000字での「地域と人権たより」をメールで送付です。2月6日開催の岡山県地域人権問題研究集会の会場の予約、半年前の抽選になったのですが、希望した会場すべてとれました、と田中青年から報告が届きます。

気が付くと10時前、一路笠岡市へ高速を使って走ります。井上重信さんのお葬式です。JAやすらぎホールに11時ちょうどに到着、告別式がはじまったばかり。井上さん、若い時代に市議会議員をやられたこともあり、その時に応援に入った79歳になるという旧・山手村在住のKさんと隣り合わせに座ります。戦後の笠岡の民主的な運動は県内でも突出して強かった時代があり、井上さんもその再建にかけて頑張られた、という話を聞かせてもらいました。

見送った後、新見からかけつけてきた吉岡君と昼食を。彼の推奨する「笠岡ラーメン」、いではら、というお店へ。醤油味のスープ、そしてかしわ肉をチャーシューにしているラーメンです。歯ごたえがあるかしわ、ビールの肴によさそう、とひそかに思いながらいただきました。

新事務所にへ帰る道は、矢掛町、総社市経由の地道です。信号にかかるたびにあくびがでるほど、その眠いこと。やっと1時間20分ほどで到着。少し休憩です。

夕方、7時前、歩いて喫茶・ひまわりへ。私たちが今住んでいる地域で、かつて子ども会活動や地域の民主化運動に力を注いでこられた横谷女史を囲んでの懇親会です。この日は横谷さん、80歳の誕生日。本人からひまわり店主夫婦に、ひまわりで懇親会をしたいと声がかかったといいます。中小企業家同友会の活動や切り絵の展覧会などでも活躍されています。よくしゃべりみんなを楽しくさせてくれる持ち味はさらに深みが出てきた感じ。故・花田達明さんやいろんな方を偲びながらの懇親会でした。ごちそう様、お世話になりました。

写真は、2日の朝、少し小さな雨粒を乗せている朝顔。