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幸徳秋水を訪ねる四万十の旅

|13年11月11日 |中島 |

9日、10日の土・日は、「視覚障がい者友の会」の幸徳秋水を訪ねる四万十の旅、に参加です。昨年、主催者の岡崎さんたちに誘われて舞鶴方面の旅に参加したことが縁で、今年も参加です。高知から参加された方も入れて全体で50名を超えていました。

9日の朝、6時過ぎに歩いて新事務所に。雑務。備前三門駅8時の列車で岡山駅に。待合の場所に急ぐと、もうすでに大勢の人たちが集まっています。8時51分発の南風3号の5号車が貸切。前年と同じ、Sさんとパートナー、列車に一緒に乗り込みます。

 桂浜  2013.11.09

高知駅で下車。貸切バスで桂浜に。国民宿舎で昼食です。鰹のたたき、がメイン。そのほかたくさんの料理が満載。生ビールをいっぱいだけいただきます。短時間、桂浜を散策。打ち寄せる波、思いのほか大きく寄せてきて、慌ててバック。靴のつま先まで波が。大海と戯れるのでした。

宿舎は、幡多郡黒潮町、かつては大方町、ホウェールウォッチイングで有名なところにある、ネストウエストガーデン土佐。ここでも、海岸線にまで散策。太平洋を望みます。

原田義雄さんと青年時代からの友人

夜の食事は、フランス料理。最後のディッシュは宮崎産のフィレ肉。脂は少なく赤みでかつ柔らかいお肉。脂の注入肉ではないことは確かだと喜んでいます。赤ワインをメインいただきました。蒜山のバンド、フリーダムの原田義雄さんがギターを伴奏してくれて、参加者が歌います。「原やんのうた」という初のソロアルバムも紹介してもらいました。別館の部屋で、夜のカラオケ大会にも参加でした。Kさんという保健師さんの司会で場は盛り上がります。この方、タフなんです。

翌朝、目が覚めると雨。5時半ごろに風呂に一人向います。勝手に電気をつけて入浴。7時からの朝食もおいしくいただきます。玄関で朝の空気を楽しんでいると、盲導犬リーアムの散歩から帰ってきた岡崎夫人、うんこが落ちてないですか、と。探すとちゃんとありました。岡崎さん、ナイロン袋にきちんと入れて持ち帰りでした。リーアムの朝食は、夕べ残してくれた牛肉400gも食べたの、宮崎産のフィレを、と。リーアムもうれしそう。

幸徳秋水の墓

旧中村市、現在の四万十市の役所に。図書館で、幸徳秋水を顕彰する会の人たちから出迎えを受け、小京都と言われるゆえん、幸徳秋水の人柄と実績、顕彰する会の取り組みなど、レクチャーを受けます。2階の図書館のなかにある、幸徳秋水資料室を見学。中村中学校の2学期修了証には、「高知縣平民 幸徳傅次郎」と書かれていました。

すぐ近くに、裁判所裏に、幸徳秋水のお墓がありました。雨の中、少しだけ説明を受けます。年に何回か顕彰する会の清掃活動もされているようですし、誰かがいつも気に留めてくれていて綺麗にされているようでした。井原市の森近運平の墓前祭に参加したことも思い出しました。本人の死刑の執行、家族親戚まで迫害され、その住民たちの意識とその変化などを推測です。

屋形船からパシリ

昼食は、四万十川の川下り、その屋形船の中でいただきます。コンロの上で、鮎、鰻を焼いていきます。塩をたっぷり振りかけた鮎は香ばしく焼けます。鰻は、たれに何回か漬け込み付け焼き。食が進みます。

中村駅から、南風で岡山駅まで、4時間余り。貸切状態の中で歌声列車が走ったのでした。当方は、眠り姫の愛称をもつSさんと隣あわせ。ともに、寝入って日頃の疲れを癒したのでした。岡山駅、5時45分ごろ、また、来年ね、とお別れでした。

自宅に帰って、土産物をカバンから開いてみます。名前に引きつけられて買った焼酎、「千年の眠り」、4合瓶で2900円もしたものなので気になってよくよく見てみると、福岡県の産でした。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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