4日、世の中、桜、さくらの真っ最中。朝早く、京橋の朝市に。6時前だというのに、旭川河川敷では、場所取りの面々がたくさん。朝市では、ぜんざい少しを食べ、餅とお花とイチゴをかって雰囲気を楽しみました。

この日、連れ合いたちは、彼女たち3姉妹が中心で4世代集まって足守で花見。当方は、ゆっくり目で事務所に。

昼から、ＮＰＯおかやま人権研究センター主催の「岡映研究会」。これで8回目となります。平島先生が、1968年当時の岡さんの綴りから、表に出ていないであろう論文を文書化してくださっています。その当時、朝日新聞が取り上げた壬申戸籍にかかわる見解などについて、どこまで検証したのかなども話題に。部落解放運動の組織内分裂、同和会にたいする見解なども、岡さんの立場と当時の政治・社会情勢とを勘案しての論議が行われます。日ごろ、この分野での論議が薄くなってきているだけに、ここの場での集団論議は、自分の獲得しているレベルの検証にもなり、勉強になります。

夜は、家にじっとしているのがもったいなくて、お寿司で一杯。世の中の花見気分を少しだけ、味わったような感じです。

3日、事務所で記事一つを。その後、みんなの会理事のＨ氏とかるがもへ。出勤簿を持参しました。ちょうど昼時、利用者さんと職員が一緒に昼食中。管理者、ケアマネの二人は、Ｋさん宅へ訪問中。大学院に通う、Ｄさんが看護師として初出勤されていた。

その後、ななくさに開設以来通っていたＨさんが現在入院している病院へ。玄関前は桜が満開。Ｈさん、顔を見て、「やあ―」と声が出ました。一安心というところ。

事務所に帰って、夕方まで、この間に参加させてもらった学習会の資料の復習。4日の「岡映研究会」参加の準備にもなります。

2日、朝は事務所で雑用。昼を過ぎてから、かるがもへ。職員は初日とほぼ同じメンバーが。幾分過ぎてから利用者の方の 声が聞こえます。お風呂場で入りたくないと訴えている様子。看護師の方、どうすれば入る気になるのか、かつての介護現場に問いかけ。利用者の方、働く職員の方もなじめるまでそれぞれ苦労がありそうです。

事務所に戻り、人権岡山の当面する課題の協議に参加。4月から、Ｓさんが事務局を担います。夕方から、仕事と運動について、人権岡山責任者とＳさんと懇親。Ｓさんは学習する時間の保障はあるのかと。大切な視点です。目前のことだけに追われるような仕事でなく、自らの軸足をゆるぎないものとするための個人と組織的な努力は必要。互いに初心を忘れない新鮮な気持ちがよみがえるようでした。

4月1日、気分もさわやかに。朝、開業前にかるがもへ。この日は、職員9人のうち8人が出勤。ななくさのＩ田ケアマネも応援に。ヘルパーのＳさん、きれいなお花を持参してくれました。短時間のミーティングの後、それぞれの任務に。5人の登録者です。まずまずの滑り出しかとも。

お昼に、井原市にある中世夢が原の園長、日高さん来館。この人はいつも夢を持っている雰囲気が漂う人。今回は、ハイチ地震支援のコンサートの件。全国10か所で行うようです。夢が原で開催することを決断して、いまあらゆるつながりをいかして成功させようと。

夕方から、映画「カティンの森」を見に、シネマクレールへ。この映画は4月2日までの上映。ぜひ、見ておきたいと思っていたもの。この日は、入場料1000円。映画は映画館で一人でじっくり鑑賞するもの、の教えにそっての実行です。戦中、戦後、侵略されたポーランドで、命を賭して自らの良心を守る女性たちが、本当に美しく見えました。

31日、ななくさ職員のうち介護職員に支給した一時金。その内訳を社会保険事務所に報告しなければなりません。送られてきた一覧表には載っていない職員もあり、困惑します。直接、社会保険事務所に出向いて処理。

夕方から、半年ほど交流が途絶えていた、Ｈ氏とＯ氏の中を取り持つ形で3人での懇親。二人が共通する仕事場での出来事や人事にかかわる話も出てきます。活動への姿勢も含めて、少しの距離はあるものの、とりあえずは互いに忌憚なく話し合える状況には復元したか、という感じ。記念の写真も撮りました。