13日、午前中は高橋税理士事務所のKさん来館。ななくさ会計の点検と年度末収支予測。ほぼ前月予想を立てたように財政は推移しています。

事務所全体は、3月28日開催の「石岡さんを偲ぶ会」の案内文と地域と人権の発送にとりかかっています。

高教組の先生が、怒りをこめてビラを持ってこられました。
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12日、Mさん家族の確定申告相談。午後から、お寺さんが来館。希望舞台の釈迦内棺唄の上演で協力願って以来の再会。調べものがあるということで、研究所の雑誌、岡映さんの書籍などを贈呈。運動にも関心があるようで、しばし懇談。人権連の吉岡事務局長を紹介。本人もいわく、スタイルからしてどちらがお寺さんか?　宗教にかかわる懇談会の設定などでもご協力を、とお願いしました。

夕方、ななくさに書類を届け、その足で駅元診療所へ。コレステロールを調整する薬を処方してもらい、約3分。

11日、例年なら「建国記念の日を考える県民の集い」の日ですが、今年は中止。たまたまだけれども、そこに集まる大勢の人々が守安先生の葬儀に参加されていました。弟さんの話では、リンパ腫と分かって以来も、もう20年は大丈夫と言っていたようです。遺影は、先生らしく半袖のシャツにチョッキ、帽子をかぶって少し斜めを見通しているような顔でした。

事務所に帰り、京都研究所への原稿整理。9月に石岡さんも参加してもらったシンポについて。1970年に開いた岡山の林野高校での研究集会について
「歴史学者の高橋?一先生が記念講演をされて、矢田問題を通じて、それは分裂の理論であって排除の理論であると言われた。お前、差別しただろうと、人を排除していった人を分裂させていく、そういう考え方が基本にあるという。本当の解放理論というのは、連帯に基づくものになると。例えば、不十分な発言をしたり差別的な行為をしたら、それは間違いであるということで、話し合いのきっかけにしていくべきであるという、そういうような中身のことを言われたと思うのです。私はそれを聞いてほっとしたというか、これでやれるというか、そんな感じを持ちました」という発言をメインにしてまとめました。

40年も前から整理されてきた理論、人に人たる勇気をもたせる連帯の思想、これを定着させるには、もっともっと運動が必要、と感じるのです。

１０日、ななくさ職員の給与計算の確定作業。会計ソフトに新人の方の登録、辞められた方の削除にヒマがかかります。ななくさの住宅事務長に手渡し、事務長からは１月分の会計資料を預かりました。介護度の高い利用者の方の中で、ななくさ登録が困難な方も出てきている様子。その方の最善の介護・医療が優先されます。

新岡山書籍を担ってこられた守安先生が亡くなられたと連絡が。高校部落研顧問団で活躍された英語の先生でした。かつてAALA企画でタイにともにいきましたが、焼酎とブランデーをミックスした「守安ブレンド酒」をみんなにふるまっていたことが懐かしく思い出されます。１１日の葬儀にかかわって人権問題研究所のメンバーとも連絡を取り合いました。

夕方、西口方面から電話があり、相談ごとと思って出かけました。お好み焼き屋で夕食を済ませたのです。

９日、事務所メンバーの多くは確定自主申告相談会に。こちらは、ななくさ職員の給与計算。それと「地域と人権」新聞の校正、石岡さんを偲ぶ会の案内文印刷の打ち合わせなど。

要支援2の介護認定をうけた母親は、ななくさの池田さんの訪問を受けて、お世話になることに。いろいろ考えることもありますが、まずは動いてみることから、と思っています。

８日、午後から県立図書館で、NPO朝日訴訟の会第４回総会。１１３人が学習会に参加。佛教大学の金澤誠一教授が｢現在の最低生計費と生活保護基準、そして朝日訴訟｣と題して講演。ラウントリーの絶対的貧困論、タウンゼントの相対的貧困論なども例に、相対的貧困論を克服していくには、実体的な調査検証が必要と強調されました。

総会では、５．７日に社会保障推進協議会が取り組んだ路上生活者支援のとりくみからの教訓などが報告されました。朝日健二さんからも全国生存権裁判への支援が訴えられました。

その後、リストラ生活相談センター設立総会に参加。労働組合と民主団体が有機的な結びつきで県民に応えていく母体ができました。
その後、Iさん、Mさんと久し振りの歓談でした。