総動員の時代、学習会
|08年08月10日 |中島 |
9日、長崎に原爆が投下されて63年目の日。岡山・十五年戦争資料センター主催の、再生する総動員の思想と制度、題した講演会がありました。
講師は山口大学教授、纐纈(こうけつ)厚さん。民主主義・デモクラシーとファシズムの関係、それが融合することで戦争に突入してきた、とのべる。また、1999年が日本において、総動員態勢を確立した年である、とも言う。
講演後、何人かで懇談。学者の見解は運動論が欠落しているのか、世界的な動向はどちらに向かっているのかが示されない、などと辛口批評。国民保護法に基づく、岡山県のテロ対策図上訓練では、アジア系3人がサリンを一番街に撒き、逃げた者が岡山港近くの市場に立てこもったったという想定であることにも、なぜアジア人なのか、という話題にも。
まずは戦争を起こさないための政治が求められている、ということで合点。
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