29日、朝、活動の先輩2人がそれぞれ来館。家族や本人が大きな病とたたかっているその様子も含め、将来のことにも。最近、身のまわりにそういう人が多くなってきた。

新聞の校正などの合間に、ななくさ会計、整理をつけました。早速、NPO地域人権みんなの会が加盟している県民主医療機関連合会にも報告。9月末までの期限の約束は守れました。

夜、東京の息子からメール。勤めている会社が民事再生法の適用を申請した、という。夜中には、救急車が目の前に。近所の人が運ばれて行きました。

写真は、寝不足の中で今朝早く起きて作った、ハムを挟んだフランスパン。たっぷりのマーガリンとほんの少しのからしを付ける。この量が微妙なところ。オープンで焼いて食べるのですが、これが好評なのです。

28日、前日のつづき。ななくさ会計。やっと半分まで。笠木透のコンサートいけなかったのです。

県立図書館で借りた本、著者が姫路出身、歳が5つほど上の直木賞作家、車谷が身近に感じられ気になって、昼間と夜中に目が覚めてまた読んでというような形で、土日の間、「贋世捨人」など2冊、読んでしまった。

この本に行きついたのは、蝦夷などを素材に書く熊谷達也の著作に並んであったので名を覚えていたこと、橘善男の「小説、三好京三」を読んで、直木賞作家であることを知ったこと、それで手に取ってみた、という感じ。

作中に、兵庫県がよくでてくるのです。岡山人になりきれない自分をそこに見る思いでした。

27日、いつものように事務所へ。ななくさ、会計のソフト入力。こういう仕事は、邪魔が入らない時間に、という気持ちでやっていましたが、午前中でも数人が来館、そうもいきません。

慣れないことは2時間もすると疲れてくる。後は、昼ごはんを食べてから、という思いになりましたが、食べるともう大儀になってくる。夕方、もうひと踏ん張り、と思って事務所に帰ってら、Mさんにばったり。政治論議の方が楽しいから、そっちに行ってしまい、事務作業は頓挫。

午前中、認知症の課題に取り組んでいる団体の方から電話。1月に集会がある、協力を、という話。10月1日に来られて説明するとのこと、になりました。

26日、結婚相談を。41歳男性、母親とおばさんが同伴。障害になっていると本人たちが感じていることが話合われましたが、話を聞いていて、身の回りに未婚者が多いことも実感させられた。異性との出会いがなかなかもてない時代ではないか、また、年齢が上がるたびにその傾向は強くなる、そんな思いがしました。見合い的なつながりはまたまだ古い格式にのっとってのやり方考え方もあるのでは、もっと活動的な生活が求められているのかな、いい人がいたら紹介して、そんな話でした。

夕方、東京葛飾のビラ配布で不当な逮捕を受け、最高裁でたたかう僧侶の荒川さんが来館。宗平協の鈴木徹衆僧侶の娘さんが奥さんになるらしい。大谷派の不戦決議なども話題に。

夜は、地元の福祉交流プラザの役員会。秋の文化祭が議題の中心。若い女性が新たな職員として採用されたなどの報告も。おもわず、若いってのはいいねー、その娘さんは「重みがありますねー」と切り返してきた。なかなか活力のありそうな女性とみましたが、朝の男性にとっては若すぎるか、などと一人思案。

25日、岡山地方裁判所に。「東備消防職員協議会(任意団体)」が、東備消防組合に対して、差別的嫌がらせの、差し止め・損害賠償請求をしている、その公判でした。主任弁護士の近藤さんから、ぜひ聞いてくれ、との要請があったものです。

協議会の原告、証人のメンバーは、若々しい青年たち。協議会を作ったから、予定していた研修に参加させない、昇格試験では意図的に落としている、上司から「気が狂っている」などの悪罵を浴びる、など具体的な事象を証言していました。

一方、当局側の弁護士は、いかにも意地悪く、証人に対して、仕事で連携が取れないようにすることは当の本人の性格、言動の問題だとして、うつ的病人扱いにまでする始末。思わず、傍聴席から「よういうのー」と声が出てしまいました。

協議会を作ったのは、封建的な主従関係の色こい職場を変え、市民に応えられる消防機関を願ってのこと。応援したいものです。

２４日、朝、革新懇のAさん来館。疲れが溜まり、目眩などがして酒も飲めないという。それでも、県政の話、道理あるあり方について意見交換。月末には体調も良くなるだろう、その時に懇親を、という会話で、しめ。

午後から岡山人権問題研究所の理事会、それを終えてNPOおかやま人権研究センターの企画、編集会議。NPO地域人権みんなの会が主催したいじめシンポの総括も。雑誌「人権２１」の１２月号についての編集企画、人権散歩など、この時期にみあったとりくみも確認しました。

夕方、ななくさ事務長来館。新たな看護師の面接状況、他の施設の課題、ななくさ利用者の状態なども聞かせてもらいました。

そのあと、県AALA(アジア・アフリカ・ラテンアメリカ)連帯委員会の幹事会。若者３人含めて７人の参加。１１月下旬の韓国ツアー、総会の準備、など。青年が一定数居ると、会議も雰囲気からして楽しくなります。