事業開設者研修に約80人
|07年03月3日 |中島 |
2日の研修の概要です。
?認知症介護家族の理解と人権について、(社)認知症の人と家族の会岡山県支部の責任者である妻井令三氏より講演。
講師は、かつてマスコミ関係に籍を置いていた。依頼され岡山での組織を立ち上げた。6年前にはスウェーデンに視察に行った。これからの介護は認知症対応が中心になるという。介護の質の格差が大きくなっている。生活者安全保障に資する介護が求められている、などと話された。
?地域密着型サービスによる生活支援について、旭川荘・竜ノ口寮・寮長の森繁樹さんが講演。かつて厚生省社会援護局で仕事をしてきたといわれる。
開設者を相手に、「まじめにやったほうがいいですよ」とのっけから「??」と感じる話。それだけ、民間の事業参画に気をつかっている様子。土地の有効利用で「マンション、コンビニ、グループホーム、どれが儲かるか」という程度で参入してきているところもあるという。
これからは質が厳しく問われる、小規模多機能型居宅介護事業所の方向性はこれから、などと、歯に衣着せぬ物言いは、私には理解できるものだった。