法務省へ、人権教育・啓発に関する基本計画(第二次案)中間試案に対する意見
26日、水曜日。4時過ぎに起床。朝風呂で身支度。新事務所へ。
雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。スタッフさんのご家族が利用しているみんなの家の対応などについて、届いてきた情報も聞かせてもらいます。そのままの情報を伝えてあげてください、とお願いです。
民主会館へ。10日ほど前に約束した介護スタッフさんと懇談。昔からの知り合いだけに、あまり斟酌もしないで、ざっくばらんに話し合えます。
午後は県革新懇の代表世話人会議です。3月17日(月)に岡山市内で、石破内閣の暮らし破壊、大軍拡の政治へ抗議のデモ行動に取り組むことを確認しました。 「くらし守れ!戦争準備反対!3・17デモ」、日時:3月17日(月) シンフォニー前 12時10分集合 実行委員会立ち上げは3月3日(月)12:30から13:00 民主会館。ZOOM併用。
母親に食料を届けてから、みんなの家かるがもの火災保険の更新で、岡山駅前のアジア国際センターまで出向きます。保険の更新手続きをしながら、申告相談や韓国情勢などでUさんと懇談。デパ地下で夕食の食料を買っておきます。
新事務所に帰ってきて、この日の23時59分が締め切りの、人権教育・啓発に関する基本計画(第二次案)中間試案に対する個人としての意見、以下の内容を様式の用紙に手書きにして、メール添付で法務省人権擁護局事件啓発課に送信・提出でした。
第3章 1 人権尊重の理念
「共生社会」は、どういう理念で使っているのか曖昧である。
第4章のはじめにもでてくる。第1次策定(2002年)の計画では「人権尊重」である。他にも共生社会が出てくるが、「社会」で通じるところでもわざわざ「共生社会」としている。
本来、「共生社会」は「自己と異なるものの存在を自己自身にとっても新たな発展の糧となり得るものとして位置づける積極的共存の哲学」だといわれています。人権課題の中には、本来同じものとして捉えて解決させていく問題、例えば部落問題もあり、その視点からすれば「共生」は適当ではありません。変えてください。
第5章 オ 部落差別
「部落差別は依然として人権課題の重要な一類型となっており」という文章について。
岡山県で間近の10数年、公的機関への人権問題の毎年の相談件数は、全体で3万数千件、そのうち部落問題は1件から多いときで20件です。率として0.003%から0.05%、10年平均で0.02%となっています。20件と一番多いときは2016年度。「部落差別解消推進法」が議論されていたその年です。
岡山県では、特別法の期限(2002年3月)を待たず、多くの自治体で「同和行政完了宣言」を部落内外の住民で行ってきた経緯があります。 もはや人権課題別に部落問題を取り上げる必要もない時代を迎えています。 ですから、そういう到達を取り入れて、地域的には解決に至っているということを文章に反映させてください。最低限「地域によっては」と前に挿入してください。
帰宅は8時半過ぎ。遅い夕食となりました。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »