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岡山県地域人権問題研究集会2025

|25年02月2日 |中島 |

2月1日、土曜日。4時起床。朝風呂で身支度。新事務所へ。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。報告がたくさんあるよ、と聞かせてもらいます。

前日、被保佐人さんの葬儀を行ったホールへ走ります。受取書にサインして壺に入った遺骨と埋葬許可書を受け取ります。自宅経由で新事務所に戻ります。

残りご飯でお粥さんをつくり昼ご飯。春日町の岡山市勤労者福祉センターへ出向きます。実行委員は12時集合と決めていますが、もう事務局メンバーで机と椅子も並べてくれています。

1時に開会です。主催者挨拶を副実行委員長のひとりとして当方が担当。昨年来論議してきた「開催要綱」の「基本課題と基本目標」において、「岡山県地域人権問題研究集会および実行委員会は、基本的人権を確立し日本国憲法に基づく政治を地域から実現しようという地域人権の考えを深め追究し、主権者である市民が主人公となる政治の探究を基本課題とする研究交流の広場である」としたこと、日本国憲法を唯一の共通基本文献としていることなどを報告。日本国憲法の普遍的価値を共有し、人権を基調にした規範がより大切だという思い、これは地域に根差して活動する人たちにとっても紐帯になる視点だと考えていると強調。そして、今集会のテーマを「憲法改悪はどうすれば阻止できるのか」、問題提起は「憲法改悪をどう阻止するのか―市民と野党の共闘の意義」と題して氏平長親さん(岡山県革新懇代表世話人・事務局長)になった経過などを話しました。

氏平長親岡山県革新懇事務局長が「憲法改悪をどうすれば阻止できるか」というテーマで問題提起をしました。 2015年の安保法制の成立以降の発足した市民連合は選挙で国会の力関係を変えて、政権交代を実現して「安保法制の廃止と立憲主義の回復」をめざしてスタートしました。以降6回の国政選挙で共通政策を発展させて政権交代を目指してきました。2021年の総選挙では共闘した野党は40議席増え、小選挙区でも62の統一候補が当選しています。2024年の衆議院選挙でも共闘が実現したところでは成果を上げています。 氏平氏は、改憲が必要ないと考える国民の多数派をつくること、憲法が実現すれば、どんな日本になるのか?将来に希望を見出し、基本的人権を保障する政府をつくる体験を通して主権者として行動する国民を増やすことが求められているとのべました。質問も出されて、それに対する応答が理解を深めることになりました。

7人の方が冊子に、「こうすれば改憲を阻止できる」をテーマに報告を掲載していました。県9条の会の伊原さん、憲法共同センターの三上さん、県人権連の吉岡事務局長、高校教師の村田さん、平和委員会の藤田さん、日中友好協会の宇野さんが発言。障害者運動をされている稲葉さんは文書発言となりました。そのご、会場からも発言が続きました。小畑実行委員長が、論点が深まり次につながる議論になった。憲法に基づく政治について考える土台となる議論ができた、さらに研究を発展させたい、とまとめました。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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