働くこと、そしてよりよく生きること

5日、目覚めると７時前。こんな時間まで寝たのは久し振り。急いで身支度、事務所に急ぎます。

事務所で雑務。ななくさの池田さん、夜勤明けに事務所によってくれて少しでも歩こうと決意された話。革新懇の明石さんが来られて３日の学習会、唐鎌先生の講演会、よかったの話。救援会の中元さんもこられて早朝に操山に上って洞窟でお茶会をしていること、それが戦前から受け継いでいることなどについて。民医連の滝野事務局長、来年２月に全国大会を岡山で開催するその代議員、傍聴などのことについて。

その後、事務所メンバー男４人が額を突き合わせて相談です。社会人として基本的な姿勢、規律と自由、仕事と会員さんへの責任、専従者としての夢と実現能力の蓄積、責任あるメンバーの連携、などが課題です。

午後から、記事をひとつまとめます。ななくさの慎ちゃん、会計の未収金などを調べた結果などを報告してくれます。パソコンの修理と当面の対策なども。

夕方４時開会の、社会福祉法人「結い」の評議員会に。林病院に行きます。障害者の賃金と生活、仕事への意欲、これらの関連について論議されます。一人あたりの平均工賃は２４,００３円/月、一番多い人が75,752円という現状は、他の施設と比較して額は大きいといわれます。ディーセントワークの概念がどこまで具体化していけるか、生保と年金、そして賃金、との関連、お金と働くことへの思い、これらの総合的な捉え方が一人一人に求められているようです。それだけに、施設や生活指導員の支援のあり方が大切だと実感でした。会議に参加されていたお母さんは、医師からも治療は困難と言われた息子がこの事業所を利用することで人間として生き帰った、と感慨深く話されたこと、胸に響きます。

事務所に７時前に帰ると金ちゃんがひとり要求書まとめで頑張っています。少しホッとします。写真は、事務所に歩いてくる途中の民家に咲かせているパンジー。怒っているのか、慈愛に満ちた顔なのか、さてどう見えますか・・・。