社会保障とはをしっかり学習、ありがとうございました
3日、歩いて事務所に。タントをひっぱ出してガストに出向いて朝食です。そろそろ店を出ようとしているときに入ってきた二人連れ、男性がかつて同僚の賀陽町に住んでいるM藤さん。元気そうでひょうきんさもそのまま、10年振りか、などと立話でした。
事務所にもどり雑務。岡山に泊まっていて早く事務所に顔を出した吉岡君と、この日の学習会用に資料を封筒詰めです。そうするうちに金ちゃんも来て100セットを準備。参加してくれる人は50人から100人の間か、足らないぐらい来てくれることもありうるか、などと頭をめぐらします。
早めの昼食を西崎食堂ですませ、出発の準備。会場の岡山市春日町の勤労者福祉センターに向かいます。会場づくりです。話しあいやすい雰囲気をつくるために、囲み形式です。73人の方が参加してくれました。
講師は元専修大学教授の唐鎌直義さん。演題は、社会保障の拡充には何が必要か、です。以下、よせられたアンケートから。
・公的年金は必要生活費で上下の幅を小さくという考えは本当に、そうだ、と思いました。社会保障の視点を弱者の立場で、というしての大切さ、改めて痛感です。
・今日のあまりにもひどい税制政策をよく理解できました。マスコミにだまされつづけるのが心配です。
・財界、大企業の富の独占に改めて怒りを覚えました。
・社会保障費のゆきづまりはないことの確信を得ました。東日本復興支援、第1は住宅と言われはっと思った。「生きていてよかった」「労働者としての幸せを」「労働者文化は集団」といわれたことが心に染みました。
・社会保障の充実を求めると「日本にはお金がない」と言われるのが一般的。それは違うと、最初に説明してくれて良かった。仕事は「お金をもらう」だけでなく、生き甲斐であり自分が社会的存在である喜びが得られるものです。とても良い機会を与えてくれてありがとうございました。
・消費税が社会保障にいっさい役立っていないこと、賃上げが経済の健全な発展のためにたいせつであること、これらがよくわかりました。
その他、注文としては、音響、席の作り方、もっと参加者を増やすべき、駐車場の狭さ、などがありました。
学習集会を終えて、唐鎌先生を、生健会の大西さんの車で駅まで送ります。労働者の文化のこと、貧困は根こそぎ絶やすもの、などと話がさらにひろがります。今後、京都の大学に赴任されたら岡山にまた来ていただきやすくなりますね、などと御健闘をお願いして握手でした。
山陽新聞が、4日の朝刊で報道してくれました。山陽新聞の記事、12月4日
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »