5日、こどもの日。朝事務所に出かける時、孫たちどうしているのかとふと声になります。午前中、雑務をしているときに津山からＦさん来館。しばし、療養中のＭさんの話に。

昼ご飯を自宅で、ちょうど孫たちも一緒に食べることになりました。生後5か月の次男は寝返りができだして、機嫌もよい。もうすぐ4歳の長男に声かけながら世間並のジイサン役をそれなりに。

事務所に戻って、原稿の整理やみんなの家かるがもの会議準備など。6時から、かるがもで4人会議でした。連休という実態が生じない職場で、そして慣れない環境のもとで奮闘していてくれるみなさんに感謝です。

会議を終えて遅くから食事会。一人ひとりの人間を介在しての仕事を通じて互いに人間的な連帯と成長がはかれるものに、という思いでした。

写真は、5月3日の憲法集会のあと、相生橋から写した岡山城。旭川が輝いていました。

4日、完全休養日になりました。朝のＮＨＫのテレビを何気なく見ていたら、「二本の木」の放映に。竹下景子さんたちの朗読で、夫婦で癌と闘った日々を回想していたのです。最後まで、聞き逃さないよう画面に集中でした。我が身、知り合いの身に置き換えて考えてしまいます。

昼間から、前日サインしてもらった品川さんの「財界人の直言」の読書。講演内容も思い起こしながら読むことができ、再確認の内容でした。

夜は、西口方面で食事。お椀にお金を入れておいて、料理が運ばれたらそこから前払い方式。飲み逃げが出来ない知恵かとも思いながらも、割り勘で飲むのにちょうどよいお店でした。

3日、憲法記念日です。事務所から自転車に乗り「輝け日本国憲法集会」へ。途中、駅前の丸天でラーメンライスの昼食。昼間も開店しているとは知りませんでした。後輩にあたる教師は、年に一度だけこの日に顔を会わせます。後3年勤めがある、転校した、9条の会にはいっている、などと立話。40年前の知りあった頃を想い出します。

集会のメインは、「戦争、人間、そして憲法9条」と題しての品川正治さんの講演。1924年生まれの86歳、経済同友会の終身幹事、国際開発センターの会長でもあります。兵隊としての戦争体験、仲間が「品川、品川」と助けを求めながら殺された体験がトラウマとなつて戦争体験を語れなかったと言います。それをふっきれさせてくれた、松江での話は聴いていて涙が止まりません。品川さんは、人間の目で見ていく、その重要性をかたりました。アメリカと日本は違う、人間が戦争も止めることができる、経済の成長という呪縛にとらわれすぎている、などと指摘。

そして憲法9条2項の旗はぼろほろにされているが、国民はその旗竿を手放さない、その日本人の力と良心を示すべき時が来た、淡々とした口調の中で力説されました。聴衆の拍手は同感の意をこめてかつてなく大きく長かったのです。

終えてから、岡山駅西口周辺で、反省会。品川さんもご参加いただいた。あるプロ野球球団のほとんどの選手も「9条の会」に入っている、大企業の幹部でも、品川さんの考えに同調する人々は少なくない、兵隊として参戦させられた人、家族に戦争犠牲者がいる人などは特にその傾向が強い、などとも。体力、気力、知識力は並はずれた人、自らの座標軸をきちっともっおられる、すごい人だと改めて感嘆したのでした。

2日、風もない快晴の一日。朝は、事務所で少しだけ雑用。午後から、今話題のフェリーにのって四国は徳島の入口まで。宇野と高松をフェリー料金は、釣り道具屋さんで、往復4800円の券を。瀬戸大橋ならば、片道1000円、そちらの方が安い、は知っての上での選択。高松からの国道11号線は、予想よりもスムースに動いていました。

宇野の四国フェリー乗り場に着いたら、ちょうど出航した後。ここの職員さんが、国道フェリーに行った方が後が早い、その券で乗れるよ、と親切に教えてくれる。協同してフェリーを守ろうということのあらわれか。ちなみに夜中の帰りのフェリーは、四国フェリーを利用。1時間の船旅は、少し割高でも心と身体の休息になりました。

5月1日、まさに五月晴れです。連れ合いと朝早くから、県中央メーデー会場の旭川河川敷。早すぎて車止めが解除されていない。しばし時間待ち。私たちより早く来ていたのが、同じ館の中に事務所を置く医療関係者のＫさん。日ごろからのまじめさがここでも。私たちの後が、みんなの会の監事のＦさん。8時30分にやっと鍵が届いて、会場内へ車を乗り入れる。その後、テント張りなどの会場設営を手伝いました。

開会の10時前から、プラカード、デコレーションなどの審査員としての役目。苦労して手作りされているものには評価を高くしていきました。会場では、久し振りという感じで何人かと挨拶。ブログ管理者のＴさんからも、ななくさ、かるがもの書き込みの件で心配してくれている話。保育園の役員をされているＡさんから、かるがもに風景写真を飾りませんか、という話。会場で、Ｏさんと話し中、おちている財布を発見。心当たりの人権連のひとに声をかけると、ありがとう、ありがとう、と何度も感謝されました。

昼食をすませて事務所にかえると来客。京都で開かれる偲ぶ会のための、古い写真を探します。自宅に帰る前に、ななくさに少し立ち寄りました。デイルームにいる利用者さんたちも元気そうでした。

30日、朝早く、ニューヨーク行きを見送って、一膳飯屋、西崎食堂へ。ここは6時から開店。7時半ごろは二人の先客のみ。ゆったりとして食べれるのがこの時間のいいところ。350円の定食に生卵をつけて403円。サバの塩焼きが美味しかったのです。

事務所で、雑用の合間に、原稿書き。新聞の記事1本は出来上がり。その他、連休明けに完成さす、という先送りでした。

途中、最近、ＮＰＯみんなの会に加入してくれた人に電話。介護事業所全般について、助けてくれれば有難いと思う女性、Ｎさんです。そのＮさん、長野まで障害者施設の視察に出かけているといいます。将来、障害者にかかわる仕事をしたい、という思いが強いようです。そういう思いがある人ほど、必要なのですが・・・。5月中旬に会っていただけることになりました。

夕方、最近改装してオープンした、お店に出向く。歩いて30分程度で駅前まで。まっこりをいただき、別のお店でお好み焼きで仕上げでした。