大森久雄先生を囲む会
|10年05月22日 |中島 |
21日、昼食をはさみながら岡山県民主会館内で、大森久雄先生を囲む会。主催は、NPOおかやま人権研究センター。大森先生が、4月の総会で副理事長を退任されたことでの企画となりました。
今年3月で古希となられた先生が、年譜・著作目録を作られていました。それに基づいて、70年段階からかかわった部落問題「調査研究会」から始めた研究のとりくみを話してくれました。そして、先生は、祖父、父親、母親からの影響、高校教師時代に部落問題に接近していった事件、地域にでむいての調査、渋染一揆にかかわる見解、「研究所」への思いなどを披歴。原資料の大切さ、自らの思想形成は「仲良くすればよい」という発想からすれば、国民融合論は当たり前のことと感じた、などとも。
当方から、第6回地域人権問題全国研究集会の第7分科会の報告者としての任があります、よろしくお願いします、という話もさせていただきました。
終えてからは、全国集会が1週間に迫ったなかでの事務作業。途中、井原市美星町の中世夢が原の園長、日高さんが来館。ハイチ地震復興支援コンサートの御礼と新たな企画について。
夕方は、かるがもスタッフの方が来館され懇談。この日の仕上げは、民主会館近くの寿司屋さんでおいしいビールをいただいてぐっすり眠りました。
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