5日の土曜日、日中友好協会など実行委員会主催の、映画「花の夢」上映会がありました。午前中に見に行ってきました。

主催者を代表して竹内先生は、窮鳥懐に入れば猟師も殺さず、をたとえに「中国の人は敵であった日本人の子どもを、包み込むように育ててきた。育てられた残留孤児は養父母に会いに行きたかったが、生活保護を削減されるためいけなかった、今回の新支援法でそれがかなえられる」と、先生にしてはめずらしく声を震わせながらのあいさつ。

映画は、満州の花嫁となった1925年生まれの岡山県赤磐郡出身の栗原さんを追ったドキュメント。女性監督らしい、きめ細やかな描写で、戦争の悲惨さを示しています。

民主会館の裏庭には、ほほずき、が咲いてきました。まだ黄色いのです。これが真っ赤になるようです。口に含んで遊んでいた、とある女性が説明してくれます。ここにも人それぞれの「花の夢」がありそうです。

「ほおずきよ　黄色いうちは　あかごかな」　俳句のつもり、第一弾。

4日、NPO・地域人権みんなの会の主催する、8月30日のいじめ問題の学習会の件で、岡山市教育委員会を訪問。後援依頼を企画総務課にもって行きました。が、人権がついている団体ということで、人権・同和教育室へ案内される。

とりあえず書類は提出したものの、納得できないので、改めて、企画総務課長、人権・同和教育次長に電話。ＮＰＯが一般的に後援を依頼しているのに、持参したその人の立場によって、窓口を変えさすのはよくないよ、と。

夕方から、地域の保育園の夕涼み会、たけのこ活動へ。400人を越える参加者で園内はびっしり人が。子どもたちの笑顔、素敵です。そして、それを一目でも見たいと集まる大人たちのすがすがしい気分が伝わってきます。

写真は、上から、久しぶりに顔を合わせた地域住民運動を担ってきた3人。

そして、10年もつづいている三門太鼓の演奏。

最後は、たけのこ活動の縁の下の力持ち、のメンバーの打ち上げ会。焼肉の煙で映像が少しぼけていますが、そこはそれなりにいい顔に映りました。新人が一人入ったのもみんなの表情を明るくさせています。

3日、県人権連の第2回常任幹事会。後期高齢者医療制度の廃止署名、授業料などの減免制度を求める教育署名、を集約していくうえでの県連としての役割が論議されました。

会議休憩中、ななくさの住宅事務長と雑談。新たな利用者もあるし、入院される利用者もおられ、こちらの意気込みが通じない場合の悲哀も感じられました。中長期的な展望と現実の課題、時にはそんな形で互いの位置を見つめあう時間が必要か、とも。

午後、西大寺の日高さんが突然訪問。ラベンダーの花を届けてくれました。乾燥させて、落ちてくる花を集めて匂い袋にすること、茎は切って袋に入れて風呂に入れるといいですよ、と説明してくれます。

その後、三戸さんが来館。沖縄からの荷物が届いたものを分けます。読谷山焼き、なかなか良いものを買ったのではと自画自賛。

7月2日、県からNPO・地域人権みんなの会あてに、「人権啓発パートナーシップ推進事業についての審査」結果が届きました。

結果は、採択。採択理由は、「申請の事業は、募集の趣旨に沿ったものであり、事業計画、事業実施の確実性、見込まれる事業効果等、総合評価が高かった」とあります。まずは、企画段階で合格ということでしょうか。50万円の補助金を有効に活用したいと思います。

この企画、8月30日、午後1時30分から、旧・国立病院にある「きらめきプラザ」、内容は、いじめ問題に関するシンポジウムーー親と教師はいじめにどう向き合うかーー、というもの。参加費は無料、パネリストは、岩間一雄、難波一夫などの方々。

現場で悩んでおられる教師や親御さん、大勢来て欲しいという気持ちを込めた、日程設定です。

７月１日、朝人権連の事務局会議。今年は９月に岡山で開かれる、人権フォーラム2008、沖縄からのメッセージｉｎ岡山のことが話題に。

その後、近所の病院へ連れ合いの様子を見に行きます。午後、高橋税理士事務所より、半年間の個人所得税の支払額について連絡あり。１０日までに２１万円余り支払うことに。

夕方、ななくさの住宅事務長が来館。６月度の事業所の動向などを報告してくれました。７月から、新たな利用があり、現在２３人の登録。在宅介護がきついという方もいくらかあるようです。つきそうていきたい思いと現実のギャップに事業所としても悩みは尽きないようです。

楽しい一こま、以下のななくさケア日記、をクリックしてください。

ななくさケア日記3.

昨日、沖縄から帰宅。帰ってから留守にしていた間の新聞に目を通す。疲れたときにでるジンマ疹が気になる。そうしていると近所で消防車のサイレン。気になって国道向かいまで出向いてみると、ぼや程度で、とりあえずホッと。

今朝からさあ仕事に、と思っていたら、連れ合いが眩暈。９時過ぎには病院へ行くことにします。計算どおりにはなかなか運ばない、そんな年恰好になったのか、とも思いつつ、７月を迎えました。

沖縄では、慶良間諸島での米軍上陸地、本島の基地の実態などに触れてきました。また、地域と人権などに報告文を掲載します。