２４日の月曜日、午前に県労働政策課、午後に岡山労働局に出向きました。「働くルールを確立し、就職保障と人権を守る岡山連絡会」の一員として。

県に対しては、職業訓練期間中に受講手当てを、という要求では、県は困難と回答。若者の間ですすむ貧困状況を訴え、いわゆる「就労困難者」の把握と対応の根本的な見直しを求めました。

労働局では、青年の正規雇用を促進するためにも、特に介護で行われている人材確保補助金制度が、小規模事業所の実態を反映していない制度であることを説明。労働局の職業安定課長は、条件緩和を検討するよう厚生労働省に伝えると回答しました。

障害者雇用の問題がこの話し合いでも大きな課題となりました。法定雇用率を達成していない企業の公表などは難色を示します。県教委の雇用率は全国ワースト４位と判明していても、具体的な手立てを行うような指導はされていないこと、なども判明しました。

今朝は、１０時からその県教委との話し合いです。

２３日、事務所に１０時ごろ。東京での会議の後処理などをしながら、午後から、ななくさ、の会議。管理者、事務長と３人で、就労規則、給与規定などの見直し、慶弔規定の策定など。

３月の中途から、介護度5の方が利用されているので、看護を求められる度合いが高まっています。これから想定しなくてはならない、事業所の機能と体制のあり方なども論議しました。

21日の金曜日、全国人権連メンバー10人ほどで厚生労働省・地域福祉課と話し合い。いまだに、隣保館に特定運動団体の事務所があることについて是正を求めてきました。昨年11月に指摘し実態を調査すると約束していました。今回、かれらの調査では全国の11府県、29館にその実態にあることが判明。私たちは、直ちに事務所の撤去の措置をとるよう要請。しかし、国側は、運営上中立公正が担保されているか、詳細に調査し対応を検討するという範疇の回答。半歩の前進か。

その後、衆参議員会館へ。人権擁護法案の国会再提出は断念すべき、という要請文を、自民党人権問題調査会の委員を訪問して届けてきました。

２２日、ひきつづき東京で会議。課題山積。会議を重ねることで参加者合意。

２３日の朝、岡山の自宅でゆっくりの朝食。隣のもくれんがきれいに咲いている。写真を撮っていたら、モモというワンコが遊んで欲しいというような雰囲気で寄ってきました。

20日にはイラク戦争5年目を迎えた。19日は、昼休みデモ。イラクの人口2700万人のうち120万人もの人がなくなった、という情報もあります。日本では、2月10日に沖縄で米兵による少女暴行、2月19日には、イージス艦が漁船を鉈で切るような衝突事故。これらの戦争部隊の暴虐の行為にも怒りが湧いてきます。

雨が降りしきるなか、傘をさして、「イラク戦争反対」「米軍は日本から出て行け」などとシュプレヒコールに力が入ります。約1ｋｍを歩くだけですが靴に雨水が滲みこみます。靴下を2足コンビニで買うはめに。

この日は、今年11月で任期が切れる知事選挙にかかわる各界の動向について聞かせてもらう会議にも参加しました。

18日、人権連県連の会議。次期総会を4月20日に開くことが決められており、それにむけての最後の常任幹事会。予算、決算、総会方針、役員体制、などの案が提示され、基本的には承認されました。

年度末ですから、どこの組織もこういう論議がされているはず。今度は、中央の論議もこの3月21、22日、東京であります。要の役員が、親の介護で参加できない、という。県内の幹部でも、親や配偶者の介護でなかなか日ごろの会議に参加できないという方々が増えてきています。それぞれのとしまわりもありますが、中心的に活動しているメンバーは、家庭のことで大変な時期を迎えているようです。

家族の介護で大変であるだけに、まずは自身の体調だけは大切に。

17日、午前中は、岡山人権問題研究所の将来をどうするか、岩間理事長など3人で検討会議。集団的組織運営の強化が課題か。

夕方は、NPO・地域人権みんなの会の07年度第4回理事会。9名全員が参加。新たな財政措置について提案する。提案側の意図が伝わるまでの論議が、こちらにとってはキツイ。最終的には合意、いい案だ、とはなったのですが。建設的で、節度ある論議が出来ることの大切さを実感、執行側にはそのための辛抱も必要です。

次年度以降の新たな事業展開をおこすための、新・プロジェクトの設置、総会を5月24日に開催することなどがきめられました。