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民主県政をつくるみんなの会が学習会

|20年07月5日 |中島 |

2015/ 7/ 3 12:55

6月4日、土曜日。いつもより早く4時過ぎに目覚めます。朝風呂で身支度。池の鯉たちにパンを投げ入れてから新事務所へ。この朝は歩きです。

雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。利用者さんからの要望にいかに応えていくか、関連したスタッフさんとの意見交換の在り方なども話題です。

新聞や書類に目を通します。冷凍の日本蕎麦、鍋で沸かして昼ご飯。どうも出汁がおいしいとは言えない、しまった、と。

市内北区の春日町へ。勤労者福祉センターで民主県政をつくるみんなの会の県政学習会です。コロナ禍で開催日が、県知事選挙の告示3か月前という日程になってしまいました。構成団体などから44人が参加です。当方から挨拶をさせてもらい、以下、今日的な県政課題について報告をしてくれました。磯部さんの都合で報告3が一番最初になりました。

報告1 私たちがめざす岡山県政(案)について・・・森脇久紀さん 報告2 新型コロナウイルスと県政の実態と課題・政策・・・須増伸子さん、報告3 豪雨災害から2年、県政の課題・政策・・・磯部作さん 報告4 小・中・高現場の実態と課題・政策・・・教育文化センターのみなさん。

森脇さんは、3つの柱、1.知事の政治姿勢からみた岡山県政(総合計画の柱の教育再生と産業振興の実態、独自施策がほとんどない冷たい県政、国いいなりの県政)、2.決算状況から見た岡山県政、3.県民の命と暮らし最優先の県政へ、中国5県との比較表も示して話されました。

須増さんは、特に6月議会の論戦を通じての知事の答弁を紹介。コロナ第2波への備えについてのやり取りでは、「PCR検査について、医師の診断によらず医療従事者や入所者などを対象にすることは現時点では考えていない」と答弁する、その一方金曜日には県庁の窓から「感謝の拍手」を率先垂範する姿勢について納得できないと話されます。事業者支援も、21人以上の企業対策だけで、県としての押し出しは1000万円と大きく映るようなやり方だけれど、小規模零細企業への県としての支援は何もない、と批判です。また、国がコロナ禍で実施を見送ったのに県教委は「臨時休業が学力定着に与えた影響を見極める」ためにテストを行うという姿勢だと、これも批判です。

磯部さんは「岡山県防災対策基本条例」(2008年3月18日公布・施行)は改定すべきだととらえながら、その岡山県防災対策基本条例のポイントと岡山県を取り巻く環境などの変化を指摘。そして、社会構造の変化、大規模災害の実例などに触れながら、新たな防災対策の展開について、多様な「共助」と「公助」、行政が責任を持ち住民参加の「地区防災計画」が必要だと強調されてました。

教育分センターの教員の方たちから、夏休みの短縮と小学校・中学校の教室へのエアコン問題、県独自の学力テストで教員が振り回される実態、これは市町村教育委員会も実施することに異論があるなどと報告。20人学級をすべての都道府県でも実施できることが大切だと提起もされました。

7人の方が質問や意見表明され、質疑応答でさらに県政課題を深めることができました。民主県政つくる会の花田事務局長が行動提起。代表委員のおひとり、鷲尾さんが閉会挨拶、各団体、地域で取り組みを強めていくことが確認された学習会となりました。

終えて、新事務所に。少し、介護保険優先問題で諸連絡です。夕方、奉還町のパサージュに出かけ、寄島産と表示されているワタリガニのメス、今回は大きくて重いの買って帰るのでした。7時前には帰宅。カニを茹でてもらったのですが、赤い卵はなし、そとこばかり。カニは6月末までだわと、この前、頭に刻んだんじゃないの、懲りないのねと反省でした。身はたっぷりでした。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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