空飛ぶ車椅子・沖縄への旅、その2 浅田訴訟活かされていた
18日の午後、県庁での懇談を終えて、青年会館へ移動です。
沖縄県民医連、きょうされん沖縄支部のみなさんと懇談です。懇談実現の窓口になってくれた沖縄民医連の事務局次長の高崎さん、県社保協の事務局長でもあります。浅田訴訟勝利の内容も熟知されています。那覇市の視覚障害者が65歳を機に障害福祉サービスから介護保険サービスに移行した結果、家事援助時間が大幅に減ったたとして市の認定取り消し求める審査請求を行ったこと、県の介護保険審査会は11月12日までに「判断に至った手続きに瑕疵がある」と訴えを認める裁決をした、と浅田訴訟がここに生きていますと沖縄タイムスの記事を示して報告してくれました。
また、社保協の自治体キャラバンのアンケートは、1.国民健康保険について、2.子育て支援について、3.障害者支援について、4.介護保険及び高齢者福祉サービスについて、5.健診について、6.生活保護について、を柱に取り組んでいて、その結果を一覧にまとめられていました。3.障害者支援についての設問の中に、65歳問題も設けられていて、移行について弾力的な取り組みが行われているか、その事例は、と記載内容も明示していました。浅田訴訟とその勝利が活かされている、と実感でした。
きょうされん沖縄の支部長の朝妻さん、民医連事務局長の名嘉さんから、オール沖縄の中心的な位置をもつ県民の権利擁護、そして医療・介護分野のとりくみ、障害者の権利確立へのとりくみなどをきかせてもらいました。
この日の宿舎、東横インホテルに。あいにくの雨の中、国際通りの御菓子御殿の2階でみんなで夕食です。タクシーに分乗して会場に向かうのですが、ホテルの女性スタッフさんたちが通りに出て4台のタクシーを確保してくれました。車椅子から浅田さんを後部座席に、みんなの家だんだんスタッフさんたちが移乗し同乗、そしてトランクに折りたたんだ車椅子を入れて、560円で会場につきます。ここがエレベーターがあればこそ選んでもらった会場です。沖縄の料理と沖縄民謡で、一日目が無事であり、いい懇談だったと乾杯でした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »