県社会保障推進協議会の総会
24日、土曜日。いつものように新事務所へ。
雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。前日の、みんなの家だんだん利用者さん、Aさんに関係する人たちによるケース会議の様子などもきかせてもらいます。
県人権連の吉岡事務局長、来所。県に提出する要求書、各団体や人権連会議で出された意見を組み入れたものとして整理した、と持参。話し合い、少し情勢に見合うものに、とさらに整理していきます。
栄養が偏るかなと言いながら、素麺をゆがして昼食。
午後、おかやま西川原プラザへはしります。県社会保障推進協議会の総会です。47人の参加。まずは学習会。「国保料引き下げの国民的共同を」と題して谷本諭さんが90分のお話。国保の「構造問題」をとりあげ、全国知事会が国保に1兆円の財政支援を求めていること、自治体が法定外繰り入れを行うことに対して政府は憲法上反対できないことなどをはなされます。けんぽ協会の保険と比べ、約2倍の保険料になっている国保料、その計算の根拠のひとつ、均等割りの問題、封建時代の残り物的でさらにひどくなっているなどと話が及びます。滞納問題について、滋賀県野州市や東京都足立区の、滞納者の方の生活に寄り添い実態に応じて対応をはかり、滞納率も結果として下げていく、人権視点を貫き通す行政姿勢を評価されていました。
総会は森本事務局長が議案を提案。国保に関わって、福山市や浜田市では、子どもの均等割りの減免、多子世帯の料金減免などが行われていて、県内でも参考にしながら減免制度の拡充に取り組むと提案。閉会のあいさつで、地域からの運動の大切さを強調させてもらいます。そして浅田訴訟勝利と岡山市などの行政姿勢の課題を話します。同時に、人権と平和のとりくみとして、浅田さんと行く『空飛ぶ車椅子・沖縄への旅』のことも話させてもらいました。
終えて、新事務所に帰ります。岡山県のホームページ、長寿社会課の介護職員研修の支援の内容などを確認です。岡山市の事業者指導課のホームページは時々開くのですが、県は日頃なかなか見ていないな、と。
夕方、7時前に自宅に帰ります。連れ合いは静岡の日本母親大会。仕方なしに、残り物を肴にビールで夕食。いつものように10時前に就寝でした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »