三門地域革新懇の旗開きと総会
12日、土曜日。朝、新事務所へ。
雑務。みんなの家ななくさの住宅さん、来所。この日の三門地域革新懇の総会と旗開きについて話します。
9時過ぎて、関西町の「みんなの会館」へ歩きます。三門革新懇の総会と旗開きの準備です。11時から開会。来賓の方々も忙しい合間を縫って参加してくれています。病院で加療中の花田健吾代表委員からはビデオメッセージが届きました。みんなの家ななくさの住宅さんと田中さんかも参加。田中さんがあいさつをしてくれました。
以下、今年のとりくみの重点。(概要)
(1)安倍9条改憲発議をさせない世論づくりのために。
1、三門学区9条の会と連携し、全国3000万名署名運動を成功させるため、地域でのとりくみを強化します。
2、戦争法廃止の毎月19日宣伝を、朝7時30分から西崎本町、午後0時30分から関西町の喫茶ひまわり前で行います。
3、戦争税と言われる、消費税の増税ストップのとりくみを展開します。
(2)都市計画道路整備事業を新たな街づくりとしてとりくみます。
1、岡山市の都市整備局から、2017年3月31日、国道180号線拡幅工事計画案(関西高校前?国道53号線北バイパス入口間:全長1,150メートル、幅27メートル)を関係町内会長に提示。その後、2018年にかけて各町内会や地域人権みかどの会へ説明会が開催されました。行政による町内会や人権連へそれぞれ2回の説明会、そして現地のウォッチィング説明会なども開催しました。また、地権者への説明会も進められています。
2、JR吉備線のLRT化をすすめる構想が岡山市が主導する形で進められています。三門駅前の酷道180号線の真ん中を電車が走る設計が提案されています。
3、道路整備事業と街づくりの観点
・勾配ある地形の特徴を考慮した地域づくり
・歩くことが交通手段の生活圏の地域づくり
・余裕ある歩道幅と余裕ある信号機の時間などを取り入れた地域づくり
・憩える場所、居場所がある地域づくり
・使いやすく安全な住居が確保できる地域
・食料品がきちんと手に入る地域
・お医者さんにすぐかかれる地域
・安心して受けられる介護施設がある地域
・公共の情報がすぐ届く地域
・公共の住民サービスが行き届いた地域
・家族が近くにいてくれる地域
・子どもたちの声もきこえてくる地域
・働き盛り世代が頑張っている地域
・自然が豊かで静かな地域
・文化的な行事、スポーツに参加しやすい地域
(3)住民の生活擁護のためのとりくみ
・生活相談活動を重視します。「みんなの会館」に気軽に相談に来られるよう、宣伝を強めます。
・福祉、医療、教育にかかわる課題で学習を展開します。
・消費税増税に反対し、公共料金など住民負担の軽減をもとめる諸活動を展開します。
・「みんなの家ななくさ」「みんなの家だんだん」との共同を強め、高齢者を守ります。
・「みんなの会館」が行う朝市のとりくみなどと共同します。
・岡山市の医療・福祉・介護の充実を求めてとりくみます。国民健康保険料の値上げをさせず払える金額にさせていくとりくみを強めます。
・東日本大震災や西日本豪雨被災者への継続した支援活動、原発ゼロの社会に向けたとりくみを強めます。
(4)地域の安全・安心を確立させるために
2018年7月の西日本豪雨は私たちの地域にも山崩れなどがおこり、大きな不安を招きました。
・危険箇所などを安全なものに変えていく提起と要求運動を展開します
・学校や町内会などと協力し、子どもにとって安全な地域の確立をめざします
・高齢者や障害者にとって住みよい地域環境をめざします。みんなの家ななくさ、だんだん、の取り組みに積極的な協力体制を。
・公営住宅の空き家などを活用し、住宅や近隣に住む人々の安心・安全・交流の場となるように積極的な対応を行政に求めるとともに、受け入れる体制も準備します。
・福祉交流プラザ三友の施設と運営にも積極的に参加し、館の機能の充実を図ります。
(5)その他
・沖縄県民にいっそうの基地負担を押し付ける新基地建設を絶対に阻止するため連帯と支援を強めます。
・暮らしの相談員の養成に向けた学習会、青年が世界観を捉える一助になるような学習会を企画します。
・定期的な会議の開催とニュースとビラの発行、宣伝活動を強化します。
・現在の人権連みかどの会の前身の組織は、1959年12月に12世帯で結成されました。今年は、60周年を迎えます。歴史を切り拓いてきた運動を改めて検証する機会を設けます。そして、広く住民の財産となるように企画しとりくみます。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »