労働局、県教委、養護老人ホーム、忘年会
21日、金曜日。朝、新事務所へ。
雑務。8時半過ぎ、県労働局へ走ります。岡山就職連の岡山労働局への要請行動です。9時から打ち合わせ、9時半から1時間の話し合いです。職業安定部から職業安定課など3人の課長、労働基準部から賃金室長などお二人、そして窓口になってくれている雇用環境・均等室の方、合わせて6人が対応してくれました。
正規職員への採用を促すキャリアアップ助成金の活用は、2017年度で1200件。特定求職者雇用開発助成金、いわゆる特開金は約5000件、その内、障害者の方を対象にしたものが6割。労働時間などの問題で調査に入るのは毎年2000から2500件。その内、6割から7割が違反していて指導している、などと。
県と県教委、労働局と一緒に作っている企業向けの文書、「進路保障の推進と統一応募書類について」に記載されている「同和問題に係る差別的取り扱いが行われないよう」という箇所の訂正、削除などを要請です。そういう事例もみられなくなって久しいのに、金科玉条のごとく同和問題を入れておけば、いや入れておかなくては、という姿勢は問題では、と問いかけです。
終えて、直ちに県庁へ。分庁舎で11時から、県教委との話し合いです。この話し合いでも、「進路保障・・・・・書類について」について労働局と同じように要請します。障害者雇用の水増し問題、いつからの問題なのか、なぜ惹起したのかなどを解明できていないようでは、問題ではないか。県庁全体で、日常的に障害者雇用促進の在り方を県民や障害者のみなさんの期待に応えるやり方になっていないことが背景にもあるのでは、と問いかけます。
終えて、事務所でおにぎりひとつに冷凍の牛丼のもとを温めぶっかけていただきます。
成年後見制度で保佐している83歳の女性、Mさんの居る施設へ。その施設が用意してくれた車で、養護老人ホームの視察・見学です。丁寧に説明・案内してくれます。民間委託になって4年目、綺麗な部屋と広々とした空間がある素敵なホームになっています。Mさん、壱週間前に視察した別のホームとの比較と選択、悩みます。
夕方、みんなの家ななくさ、だんだんのスタッフさんたちの忘年会に参加です。皆さんの一年間のご苦労に感謝しながら、楽しくビールをいただきました。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »