岡山県との話し合い
|23年10月28日 |中島 |
27日、金曜日。いつものように新事務所へ。そして高柳方面の散歩です。
新事務所に帰り、雑務。この日の県との話し合いの課題整理のために、資料など再点検。気になるもの改めて印刷も。
レトルトの中華丼の具を暖かいご飯にかけて昼ご飯。みんなの家ななくさの住宅さんを助手席に県庁まで走ります。相生橋を歩いて渡り、旧・三光荘の会場へ。
人権連役員と各団体代表、3つのみんなの家のケアマネさんたちも。総勢30数名が参加。
〇「第6次岡山県人権政策推進指針」の策定に向けて以下の点について回答されたい。
- 「県人権政策推進指針」は2001年3月に策定され20数年が経過している。この間にこの指針はどのように県民に寄与してきたのか、県民に明らかにされたい。
- 2026年3月に第6次指針が公表される予定だと聞いているが、その策定に向けた行程、指針策定の目的、指針の対象者などを県民に明らかにされたい。
- 広く県民から「指針」や「人権」にかかわる課題などへの意見を聴取する機会を設けられたい。
- 「人権問題に関する県民意識調査」を引き続き行うならば、岡山県として必要なものに限り設問し、その設問が誤った現状認識にならないように精査をされたうえで実施されたい。
- 県へ指針の答申を行う「岡山県人権政策審議会」会議を傍聴できるものにされたい。また、審議会議事録の公表は会議後直ちに行えるよう改善されたい。
を中心に
- 新型コロナウイルスの感染拡大は、現在、第9波に入っていると思われるが、県としての対策はどう講じられるのか明らかにされたい。
- 介護現場で働く人たちの賃金の引き上げを国へ働きかけられたい。併せて、介護事業所利用者の負担を軽減するよう国に働きかけると同時に県としても利用者負担の軽減に向けた支援を検討されたい。
- 高すぎる国民健康保険料は更に県民生活を圧迫することから、当面、減免措置を拡充されたい。併せて、国に国庫補助増額を働きかけると同時に、県による補助金を増額することや、市町村による法定外繰入を認められたい。
- 岡山県心身障害者医療費助成制度の対象に精神障害者も含められたい。
- 県営住宅における安全・安心な入居を保障していく上で、「住まいは人権」との立場で取り組まれたい。そうした点を踏まえて県はどのような対策をとっているのか明らかにされたい。
- 県立学校の女子トイレに生理用品を常備されたい。
- 高校のタブレット購入費等の教育費軽減に向けた対策を講じられたい。
- 県教育委員会は、自衛隊の「生徒・保護者から求められての家庭訪問」を容認したが、そもそも自衛隊だけを就職に関するルールから逸脱した特別扱いをやめて、一般事業所と同様にもとに戻すべきである。併せて、2022年度の自衛隊の家庭訪問の実態と問題点がなかったのか明らかにされたい。
など2時間余り話し合いました。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »