５０年間の運動と信頼

１９日、朝、地元人権連組織の総会。この地域ではじまつた地域住民運動は５０年を迎えます。「みんなの会館」に４０数名が参加。当時からの活動していた人や最近相談活動に来られた若い人など、多彩な顔ぶれ、でした。

ＮＰＯ地域人権みんなの会の理事でもあるＨさんは、主催者あいさつで、運動と組織があるからこそ会員と地域住民の要求が実現している、と。討論でななくさ事務長は、高齢者の見守りネットワーク、の提唱を。金ちゃんは、相談活動の強化を。

総会途中、低血糖で倒れこんだ５２歳のＴさん、救急車で病院へ。救急隊員から誰か付き添いを、ということで同乗。救急車に乗るのはこれで２度目。受け入れ先の病院と確認できてから、サイレンを流して病院へ。彼らは、てきぱきしています。

病院で待つこと３時間余り。看護師からは、「あなたはどういう関係」「親戚の方は・・・」などと聞かれ、他人には詳細は言えないような感じ。それが務めなのだろうと思いながらも、「独り身」の人はたくさんいるはず、そういう人の立場に気を使ってよ、と思もってしまう。２時半ごろに、無事家に帰ってよい、という医者の判断が。迎えに来てくれたＨさんの車で帰宅。あの苦しかった時の表情はウソのように、すぐにでも食事がしたいような雰囲気。まずは良かったと。

夜、国民は大きな変化を担ってきた主体者、そのことに信頼を置いたとりくみが必要だ、という話を聞きに行ってきました。５０年の運動も会員と住民、人間への信頼があってのこそ、と思い直すのでした。