映画、鶴彬、こころの軌跡

28日、朝早くから、ななくさ、会計入力。集中してやりきりました。県民医連にどうにか間に合わせて報告ができました。
途中来館された、革新懇のAさん、前日赴いた和気町の出身でもあり、備作平民会の三好家のことも含めたこの町の歴史と現状などで懇談。
久しぶりに訪ねてきた旧・吉井町のAさんとは、やはり前日に行った赤磐市のことで懇談。組織的な動きを作ろう、という話に。
故・石岡さんと同じ地域に住むTさんも2か月ぶり。石岡さん亡き後の組織の中心となってくれているが、その苦労話が。
映画センターのYさん、戦前の川柳で反戦を唱えた鶴彬(つる・あきら)の映画を紹介に。

途中、ななくさ職員のNさんの年金手帳が届いたので、ななくさ、まで持参。
この夜は、保育園の評議会。一緒に行こうと来てくれたFさん。これから、鳥取の研究集会の準備があって参加できないと断りをせざるをえなかった。

明日、29日から鳥取へ。30.31日は地域人権問題研究集会です。

ななくさたより、２３号

２７日、朝から、金ちゃんとコンビで自治体まわり。瀬戸内市、赤磐市、和気町へ。人権にかかわる啓発、教育の予算、基本的な方針、自治体独自の地域活性化政策、生活保護申請、就学援助制度の基準、緊急生活支援体制、などのアンケートに回答してくれるように依頼。

「地域と人権」紙などについて、今日的に重要な人権情報を提供していることを強調して、さらなる購読もお願いしてきました。人権を守る上での最近の活動で、岡山での路上生活者支援の話もしてきました。

途中、リストラ支援センター関係者から電話。４人家族、やっと確保した民間シェルター、赤ちゃんがいるということで断られた、この夜の泊まるところがない、短期の宿泊施設を探している。という内容。こんな時のために、日頃から対応できるようなことが求められていると実感。しかし、こちらでは目当てがない。つらい気持ちの電話のやりとりです。

事務所に帰ると、ななくさ、たよりの２３号が届いていました。

26日、朝一番、ある方から、NPO地域人権みんなの会が新たな事業所づくりに着手するということについて、地域で説明会をして欲しい、という電話。その後は、久米南町で事業計画、それも小規模多機能型居宅介護事業所を、という計画について相談。

午後は、「働くルールを確立し、就職保障と人権を守る岡山連絡会」の０９年度総会。高校生の内定取り消しにかかわって、進路担当の先生が企業に遠慮し実態を報告することにも勇気がいる、という話もあり、この組織の存在意義をもっとひろめることが必要と痛感。

夜は、大企業の下請けいじめから中小業者を守る共闘会議、の結成総会。なんとしても会社を守ろうとする下請け会社への理不尽なやり方。何年もたってから納入単価を下げて、それを借金扱いにして利子まで取る。それらの事実経過を筋道よく経過報告される当事者の松田さん。支援の輪をひろげ、多くの同じ悩みを持つ人々に応えられるとりくみが求められている。

国土交通省住宅局、グループホーム事業、マニュアル
25日、朝、山陽新聞社へ。20階建ての社屋、１８階で編集局などの幹部の方と懇談。ひとつの記事をめぐる受け止め方と、「」つきの指摘に対応する基本的な姿勢が課題に。改めての懇談を約束しました。

午後、かつての同僚が来館、彼からすればかつてのマドンナも含めて懇談。食品会社で働いて２０年近く、長男は近々結婚する、母親に助けてもらっている、などと近況も。

夕方、岡山市の住宅課の方々と懇談。福祉、高齢者対策を関連させた公営住宅の在り方を検討することは今日的課題になっている、という点では合意。職員も住民にとって良かったという仕事をするために民意を反映することが大切では、という提起も、当然と。今年５月に国土交通省が、「公営住宅のグループホーム事業への活用に関するマニュアル」を示したものも説明を受けた。その他の運用など具体的な課題の検討は次回に。

24日、岡映研究会。京都から、T氏が参加して、山本まさお、検討。融和運動の代表的な人の周辺を学習するということはあまりない機会。
個人の思想、行動などを歴史的に分析していく作業は、地道でかつ広義からの視点も必要のようです。

この日、身近な人が早朝に追突されたという報がはいりました。赤信号で止まっていた車に、若者が。自動車共済の関係で金ちゃんと連絡。親身になった対応をしてくれています。身体に影響がないことを・・。
夜は、20年ぶりぐらいにかつての同僚から電話。自ら、うつ病を克服しつつある、といいます。近近の再会を約束しました。

23日、朝はNPO地域人権みんなの会の総会。出席者17名、委任状7名、過半数21名を超えての成立。「介護と人権」学習会の開催などとあわせ、ななくさ、の事業所活動の発展、新たな事業所づくりなどが論議され、方向性もけっていされました。
総会後、岡山民医連の事務局長による「医療・介護の動向と課題」の学習会。人権を、医療・介護をうける権利、患者・利用者と従事者との間にうまれる「権利侵害」を作り出さない、という二つの側面でおさえた話が印象的でした。

午後は、NPOおかやま人権研究センターの総会。理事体制を補強することにかかわって、定款変更とその手続きの在り方が課題に。その後「岡山人権問題研究所」解散の慰労会。当方、すこし余分なことをしゃべったような気持ちに後で陥ります。最近、こういう感じが多くなってきました。