11日、朝から県立図書館で、障害児のゆたかな高校教育をめざすフォーラムが開かれた。会場の多目的ホールは満員、椅子を運びいれるほど。

主催者のあいさつは、呼びかけ人の一人の保護者、閉会のあいさつも同じくその一人である、NPO・地域人権みんなの会の会員・前谷さん。手づくりの、その要求の源泉をもつ人たちが切実な思いでつくり上げた集会の雰囲気が良く出ていました。

2009年度から瀬戸町に1学年40人の高等養護学校が、2010年から倉敷市に定員24人の高等擁護学校ができる、ことを受けて、その内容について、より子どもたちに沿ったものにしていこうとする思いが、全体の討議によく出ていました。

10日、朝から岡山人権問題研究所の総会、午後からＮＰＯおかやま人権研究センターの理事会と総会、終わったのが4時前。3ランドの会議は疲れます。

研究センターの部会について、「理論、歴史、社会」として再構成。雑誌「人権21」の読者会、岡映氏の研究プロジェクトの設置、なども決めました。

9日の夕方、ななくさの打ち合わせ会議。池田さん、住宅さんとの3人会議。年度末処理の関係、新人の職員の労働保険加入、利用者の動向、NPO・地域人権みんなの会理事会と総会、などについて論議。

利用者の方、90歳になる女性のＧさん、一時体調を崩されていた方ですが、ななくさ復帰してまた元気になった、今日は柏餅を「私の大好物よ」といって、みんなの喉をつまらさないかという心配をよそに、ペロッと食べた。また歩いていて受け止めようとする介護者に、「わたしゃ重たいのに、あんたじゃささえられまぁ」とも言ったという。そんな内容を、こちらとしてはうれしくてたまらないように報告される。

ななくさへの通いの利用者数が増えてきている中で、手狭という感じに。この課題を解決するための、つぎの事業計画も論議されました。

7日、ななくさたより10号が届きました。

ななくさたより10号

5日、帰省している息子と釣りでも、という約束でしたがあいにくの雨。こちらも咳と鼻水が激しく一日中寝込んでいたような状態。身体を休めました。

6日、連休最後の日、朝4時過ぎから出発して玉島港へ。民医連関係者の船で釣り。笠岡の北木島あたりまですごいスピードで飛ばします。海面にはごみがたくさん浮いています。帰りに水島港あたりに立ち寄りますが、空が赤黒い、薄茶色です。川崎重工前の長い波止では、汚れた水疱が漂っていて、こんなに汚れているのか、と。

釣果は貧果。いつものこと・・・。しかし、咳も幾分落ち着いてきた。朝早く、そして腰など身体にはきつかったのですが、まあまあのリフレッシュでした。

4日、イキイキフェスタに井筒監督がしゃべりました。自治労連などの実行委員会主催。こちらも委員会メンバーですが、なんの援助もできず、せめて参加する程度。しかし、日ごろ会えない若者二人にバッタリ。なぜ、かれらは来ていたのか、それを考えるのも楽しいものです。

監督は、会場の3丁目劇場のことに関連して、吉本劇場のやタレントについて言及。儲けた金をため込むだけではだめ、世の中の人のために使う、そんな姿勢をもつ者がうまれてほしい、などと。

靖国の映画ともかかわって、パッチギも上映前から、ネット上で誹謗されたという話。直接的な攻撃というより、規制をさせるようなやり方が問題とも。岡山でのパッチギ上映のあとに、親の反対する結婚に自分の気持ちに正直にやりたい、と話した女性がいたことも初めて知りました。

次は、農民、商工人を主人公にした時代劇を構想しているようです。