討論・意見交流も活発に
5日、金曜日。朝、いつものように新事務所に。雑務。
10時から民主会館で、翌日の学習集会の最終準備の確認、その打ち合わせ会議。
昼ご飯は、南区の天満屋ハービータウン近くの、10割そばのお店に。これで2度目。親子丼とかけそばのセット。親子丼は、今まで食べたことのない感じ。テレビで市場の食堂を取り上げていたもの、それに似てるんだと思いました。素材の良い大きめのお肉がたくさん入っています。
みんなの家かるがもに。12月から入職のスタッフさんに労働条件通知書を手渡しで一定の説明です。
新事務所に戻り、この日の会議の準備。夕方から、みんなの家ななくさ、だんだんの合同事務局会議です。介護保険改定にかかわる小規模多機能への影響について話し合います。訪問支援を強化させなくては、などとその対策なども。
6日、この日は、2014年度「人権を考える学習集会」です。朝、新事務所に出て、「地域人権だより 号外」を作成して66枚を印刷です。それを携えて、勤労者福祉センターへ。青年たちに交じって、会場づくりから参加です。
全体のタイトルは、漂流社会から高齢者を守るための学習集会。今岡清廣さんが、「権利擁護のための成年後見制度、その活用と課題」と題して講演です。豊富な成年後見制度の活用の経験、そのもとにあるのは障害者施設の現場で40年の仕事経験、それも社会福祉全体を見通しなが後退は許さないという姿勢、同時に個々のケースで最善を尽くすという柔軟性などを学びました。
県社会保障進協議会事務局長の川谷宗夫さんは、医療・介護総合法のもとで医療態勢の再編が最終的には患者を介護施設に追い出す流れとなること、その介護にかかわっても制度は後退させていっていること、介護施設の労働者の実態とその改善の必要性、などを話され、憲法25条こそいかすべき道ですと強調されました。
続いて、岡山市高齢者福祉課の大畑誠課長が、岡山市の介護保険。高齢者施策、と題して報告してくれました。特に、岡山市の認知症ケアパスとしてのオレンジプラン、その概要を示され、できる限り住み慣れた地域で過ごせることが基本です、と強調されていました。
意見交流の場で、みんなの家ななくさ、かるがものケアマネさんから後見制度が必要な事例とスムーズに運ばない悩みなども出されました。後見人の仕事の内容や接触の頻度についての疑問などもあり、その答弁を通じて理解がさらに高まった学習会となりました。66名の参加でした。朝印刷した枚数とぴったり、自分でも驚きでした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »