生活保護、減額は違憲だと集団審査請求
事務所で雑務。そして、この日、生活保護扶助費支給の減額を撤回せよ、という意見陳述をまとめます。3部印刷してカバンに入れておきます。その途中、母親の食料品を買いだして届けます。2週間ぶりに顔をあわせました。少し気が弱くなってきたか、などと感じるのでした。
昼は、スーパーで買ってきた弁当ですませます。午後1時、岡山県庁の9階の大ホールに集合です。大勢の人が参加しています。県庁側は、障害福祉課保護班の班長以下スタッフ4人が対応です。230人を超える人たちの不服審査請求書が各地の代表を通じて県側に手渡されました。生健会とパブリック法律事務所の弁護士さんたちでつくる「貧困ネット」の共同の取り組みです。
当事者の人たち、補佐人、がそれぞれ陳述していきます。生活の厳しさ、特に、風呂の湯船に入る回数を減らしたりしながら水道光熱費を節約する話。通院で仕方なしに雨の日はタクシーを使ってしまうことの生活への圧迫。長年の友達、余命いくばくかという状態なのにその旅費とお見舞金が捻出できなくて会いにいけないつらさ、などなど。聞いていて胸がつまるような実態の告白が続きます。そういう実態も掴まないで、大幅に保護費を削減する政府に異議あり、という声が補佐人からも続いたのでした。
夕方、5時までびっちり続きました。まだまだ申請する人もあるようで、別に機会を設けることも確認されました。終えて、借りていた書籍の返却のため向かいの図書館へ。6冊返して、5冊を新たに借りてきました。付近のお店、山珍に立ち寄り、このお店の看板、豚まんを5つ購入。新事務所に戻って車を置いて、久しぶりに喫茶・ひまわりへ。ホッと一息ついて冷たいビールで喉を潤したのでした。
写真は、21日の朝、黄色一色の中で一輪の白いコスモス。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »