岡山大学で、分科会。全国商工交流会
|13年09月9日 |中島 |
早めに出かけたのにすでに、正門あたりに県労会議議長の花田さん、法学部前あたりに県自治労連の田中書記長が案内係の任務にあたってくれています。ご苦労様、頭が下がります、という気持ちで教室に向います。
第5分科会は「サービス業の革新とニュービジネス、新しいビジネスチャンスをどう見つけるか」という内容。3人の社長さんが現在の仕事内容などを詳しく報告されます。構築物の耐震診断が高く評価されている広島の方は、こだわりのある人に焦点を当てた住宅の提供、リフォームでなく、リノベーションであることを強調されていました。兵庫県の方は、弁当と仕出しで年商2億円、その食材に関連して日本の農業を守りたいという思いになり、現在アスパラガスの栽培に取り掛かっているというお話。そして神奈川県の研磨加工業のお仕事も報告されました。
当方も、この場にはそぐわないのではと半分疑問をもちながら、「NPO組織をつくり介護事業所を運営しています、地域密着型の介護事業所の運営と住民の連帯づくり」と題して報告でした。
論議では、情勢を読み先を見通すこと、理念が大切であること、異業種間の交流をはかること、諸外国の生活動向も視野に置くこと、などが質問に答える中で強調されていました。自動車関連の仕事についても、車検制度が規制緩和の動向のなかでいつまで続くか、という視点も持ってあたることの大切さが。ものづくり革命で3Dプリンターが登場しているなかで大きく変動する可能性があること、エネルギー問題も、住宅ではエネルギーを消費するものからエネルギーを生産するものへの変化もおきている、などと話し合われたのでした。
記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »