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人権伸長をめざす交流学習会

|12年07月12日 |中島 |

11日、朝、愛車タントで出発。まずは、西崎食堂で朝定食。事務所経由で、建部文化センターに向かいます。この日は、県人権連主催の「人権伸長をめざす岡山県自治体交流学習会」です。

8時過ぎに到着してしばし車のなかで待機。9時前に開館してくれて、事務局メンバーで準備です。講演は、「人権救済とは、ー地方自治体の役割ー」と題して、小畑隆資・岡山大学名誉教授。

小畑先生は、人権は勝手主義、自由・平等は理想主義とする一部の傾向、それは基本的人権とはなにかという内容の理解が広がらず、政府・人権擁護推進審議会答申でも「人々が生存と自由を確保しそれぞれの幸福を追求する権利、それが人権」だとしているように根拠規定が曖昧なものになっていることが背景にある問題だ、と指摘。

人権擁護法案や人権侵害救済法案などについて、人権侵害とは、人権とは、が曖昧なままで、なおかつ司法、裁判制度に内在する問題を行政が介入すること、本来モラル、道徳の課題であることまで権力的に介入すること、の問題なども指摘されました。94年の愛知での大河内君の自殺問題、つい最近報道されている大津市の中学生自殺問題についても、友達や家族など内輪での人権侵害への対応が曖昧にされていて、教委は「いじめ」があったかなかったかなどのレベルになってしまっている。一つひとつの内容は、生命、自由、幸福追求への人権侵害行為であることを明確にすること、そしてこれこそ学校や教育委員会に訴えて解決できる救済機関が必要ではないか、と話されました。

帰り路、京山の三叉路の交差点に差し掛かったところで交通事故をおこしたばかりの場面に遭遇。車を停めて、被害者の自転車の女高校生への救急車などの手配などに協力。事故をおこした車の運転手も若い男性。動揺が見えます。被害者の方の無事をまず願いながら、加害者の方にも大変なことだけどしっかりしろよという思いになります。こういう場面は気が滅入るのです。

午後から、何人かの人たちと、地域活動、県政のことなどでそれぞれ話し合い。夜遅くから、ななくさに届け物。そして6月度会計資料などを事務所に持ち帰ったのでした。

記事分類 NPO人権みんなの会記録 | コメント 0 »

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